第82話 4人目の仲間は回復魔法が使えるようです
「ふぅぅ」
「ぷるぷるしおわったの」
「えらいえらい」
「えらいぞ実椿」
私達は、ちゃんとぷるぷるし終えた実椿ちゃんにえらいえらいしました。
実椿ちゃんが、自分の服を破り、小羽玖ちゃんの止血をする。
「止血できるんだな、えらいぞ実椿」
「ほんと、えらいわね」
「フルダイブ型VRMMORPGでは、止血スキルは重要だものね」
回復魔法も使えない私達には、今後も止血スキルは重要でしょう。
「ぷこっ」
ぷこっ?なんだか、怒らせてしまったのかしら。
「止血しなきゃいけなかった」
「悪党が、皆を傷つけるから」
「そうだな」
「そうね」
2人が、実椿ちゃんに同意の声を上げる。
私は、黙っていた。
「痛いし臭いし、大変だったわ」
「あぁ、まぁ、消毒はしょうがないだろ」
「あのね、私回復魔法使えるから」
「おしっこで消毒する必要なかったと思うのよ」
あら、回復魔法が使える少しは可愛い少女をハーレムに加えられるなんて、幸先が良いですね。
「ひぃひぃばかり言ってないで、それ先言えよ」
「へぇ、貴女回復魔法が使えるのね」
「私のレズハーレムに少しは可愛い回復魔法使いが加入したなんて」
「嬉しいわ」
「いらら」
「少しは可愛い少女って、失礼じゃないかしら」
「私なんて、たいして可愛くもない少女扱いだぜ」
「少しは可愛い少女の方がましだろ」
「ほわぁ」
「そんな事言われても困るわ」
「まぁまぁ、私のレズハーレム少女2人で、順位争いしないの」
「ちゃんとどちらも可愛がってあげるわよ」
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