第10話 激突!!キモオタ艦隊VS米太平洋艦隊!!

キモオタ提督で~す。

ブルたんは一足先にマリアナ海溝の深海にご招待しました。

丁度、撤退方向に哨戒潜水艦部隊が遊弋してたのもラッキー。


さすがに深海からの雷撃には耐えられないみたいで、横転して轟沈。

新型ホーミング雷撃の威力は効果抜群!

開戦直後でまだ戦備も揃って無い米軍側には手痛いでしょう。

さて以後の哨戒は彼等に任せ、我等は海戦に突入!!

>脱出する手負いの艦を射止めて貰います。


全艦50ノットの高速で敵艦隊に接近、接触。

敵は高速で突っ込む我が艦隊に驚き慌てております。

50ノットと言えば小型ボートでも出せない高速。

もちろん普段は経済速度でユッタリですが、戦闘時は全速です。


「砲戦距離35000、全艦自由に射撃開始。」


指令を飛ばすと各艦は自由にボコボコ射撃開始。

世界初の50cm砲が吼え、命中すれば装甲が厚いとは言え、40000tクラスの戦艦もひと溜まりも持ちません。

最初はアリゾナ号でした。

後に知りますが、キンメルが座上する旗艦だったそうです。

バコダマストに命中し、首脳部諸共海に吹き飛ばし、巨弾はキールに達すると・・。


一撃でアリゾナは巨体を二つの折り曲げ轟沈。

メキメキと言う竜骨の折れる音が周囲には聞こえたそうです。

巨艦が二つに折れ轟沈はインパクトあります。

丁度、円谷英二監督にも同行して貰ってたので撮影をお願いしてました。


彼も海戦は当たり前ですが、初体験。

あまりの迫力に絶句しながらもムービーを無言で回しております。

その他、従軍新聞の記者も大海戦を取材。


「記者の皆様、これからは我が新鋭艦でも危険な領域に入ります。

鉄壁で囲まれたVIPルームありますので、そこへ避難されては?」


副官がそう告げるが、彼等は万一、戦死しても悔いは無い。

こんな機会は永劫に一回!

彼等は口を揃えて海戦取材を熱望!


我が軍も全く無傷とはいかないが、敵は壊滅一直線。

アリゾナの轟沈で艦隊編成も乱れ、確固戦闘となる。

だが我が軍は巨大戦艦にも関わらず、速度も早く砲撃も殆ど命中。

オクラホマ号は

艦腹に巨弾が命中し、横転して轟沈!

巨大な火柱に消えて去く。

次はウエストバージニア号。

巨弾がボイラーを撃ち抜き誘爆!

一瞬で艦が引き裂かれ乗員は一瞬で昇天。

ウエストバージニア号の隣にいた標的艦ユタも誘爆に巻き込まれて轟沈。


戦場は阿鼻叫喚の地獄と可した。

最高司令部が壊滅したために撤退も出来ず太平洋艦隊は壊滅するまで混乱状態で

我が軍と対峙。


対する我が軍は。( ^ω^ )


ヒャッハー!(◎_◎;)

エエぞ、エエぞ!

大和が撃つ度に轟音と衝撃波か艦を震わせ。

取材してる記者や円谷監督も圧倒され、無言で海戦を傾注。


やがて敵艦隊を壊滅すると艦隊は戦場を離脱。

救助は?と聞く隊員は一人もいない。


お人好しでは戦争は生き残れないのだ。


帰国後、取材記事を検閲して大海戦の活躍ぶりを世界に発表。


アメリカ側は痛烈に日本を批判するが、日本側は正々堂々と艦隊決戦を挑み、

敵を殲滅したと事実を公表。


後にグアム沖海戦と名付けられ世界的傑作海戦映画となるのは後の話。


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