第7話 閑話 帰らざる我がヤングボーイズ・・

キンメルだ。

我がヤングボーイズが・・・帰って来ない。

200機も出したのに、一機もだ。

空母艦隊は必死に応答を無電で呼びかけるが、戦闘開始前にジャミングが始まり、

味方との通信が不可能になった。

おそらくだが、彼等は負けたのだろう。

未知のジャップのファイターに・・。

悔しいが帰って来ないボーイズを何時までも待つ訳にはいかぬ。


「キンメルだ!!空母部隊はパールに帰れ!!戦艦部隊前に前進し、

ジャップ艦隊を殲滅するぞ!!」


そう艦隊に放送するとハルゼーは黙って艦隊を離れパールに進路を向ける。

我等はジャップの待つサイパン沖に向かおう。

そうだ、グァムの陸軍戦闘機に援護を頼むか・・。

奴ならジャップにも負けないだろう。。


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閑話ですので短いです。

次回、帝國の大海戦です。

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