第5話 キモオタ艦隊VS アメリカ太平洋艦隊
ども!!
キモオタ提督です。
実史の山本五十六さんと違い、オイラは艦内を良く散歩します。
特に平時の巡検時以降に。
何故かと言うと巡検後に一等兵が二等兵をバットで殴る可愛がりが横行するからです。
海軍としても兵士を虐めで喪うのは避けたいので、精神注入は口頭でのみと厳命してるのですが、言う事聞かない兵士は多いのです。
なので巡検後、各兵士の寝室を突然「ケ~~ン」と巡検し、虐め発覚を抑えております。
発覚したら一等兵は兵歴を全て抹消し、懲罰刑で海軍刑務所逝きとなります。
一番酷いのが通称、お茶引きと呼ばれる兵歴は長いけど、問題ばかりで下士官に
昇任出来ない無証の一等兵。
そんな彼等は艦には留めず、離島の穴掘りに回します。>発覚時点で。
階級もはく奪するので威張る事も出来なくなります。
軍を辞める事は戦時なので不可能ですが、望むなら退役を勧告もします。
邪魔な存在ですしね。
そんな感じで巡検後の艦内散歩は日課です。>他の艦も艦長と副官が巡検後、
艦内を散歩し、艦の平和維持を追行させてます。
我が艦隊は巡行速度でサイパン沖を目指し敵艦との合戦を準備。
さすがに海戦前夜は全艦戦闘準備で虐める余裕は無いみたいです。
オイラは全艦隊に同時放送で訓示を始めます。
「連合艦隊全隊員に告ぐ。明日はいよいよ敵太平洋艦隊との海戦海域。
我が艦隊は明日以降は世界最強の艦隊となるのは確実だ。
だが奢る事は許さん。
今日は強くても明日は敵も強くなるのだ。
敵を殲滅し、一兵も残すな!!
海戦海域では敵を見捨てろ。
殲滅し、敵に情報を持ち帰らせるな。
敵も味方も最大の兵器は兵士と教訓。
この二つだ。
明日は敵を滅ぼし、太平洋を我が海にセヨ。
高野五十六連合艦隊総司令より。
敬愛する我が部下全員に!!」
放送を終えると非番の隊員は全員歓声を上げ大喜び。
パイロットには別途・・。
「敵のパイロットを射殺セヨ。」
こう告げる各指揮官である。
敵の兵器は武器よりも兵士、士官、下士官。
敵を滅すれば帝國の勝利は近い。
ただし・・・。
堂々と正面から闘い勝利するのが条件。
そのためにも報道班員を招待し、ムービーで海戦の様子を撮影許可し、
帰国後、検閲を経て国民に公開し、世界に発表する。
もちろん軍機に属する事は機密だが、大抵の事は数年で過去になる。
特に現在は兵器の過渡期。
プロペラ機もすぐに性能の限界に達するのでジェット機の開発を促進してます。
まずはF86Fを量産し、既にテスト飛行を開始。
次はF4ファントム。
そしてF15と開発を続行してます。
F86Fは亜音速機なので単座です。
ファントムからはレーダー手も必須なので複座。
と、まあ後継機は続々と開発してますので御安心を。。
外国には知らせたくないので、相手がプロペラ機の時代ならプロペラ機。
ジェット出せば86を出そうかな??
脱線しましたが、そろそろ海戦海域。
敵情は彩雲が張り付き常時情報を更新してます。
>敵さんは追いつけないので彩雲を放置。
まずは第一撃だけ敵に撃たせましょう。
<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
やっと海戦開始。
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