第7話

「それで、何だけど、数さん、ココノさんに、このことを、知らせて、貰えないかしら

あなた、親しいし、それに、彼女は、影響力が、一番あるから」

彼女は、不安そうに、私たちと、紙を見ていた

曖昧に、頷くと、彼女は去って行く

「これでよかったのかしら」

四は、首をかしげる

「さあーね」

本当に、大丈夫か

私が、その心配をすることは、無くなってしまった

私が、目を覚ますことは、なくなったのだ

私は、いつの間にか、空中で、爆発していた

暗闇の中

内部から、熱量が・・

なぜ私が、柵の外の光景を見ていたのか

さすがに、そんな寝相は、悪くはないだろう

夢遊病者でもないのだとしたら

やはり、誰かが、私を、柵の外に、ルールの外に追いやったのだろう





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