第8話

私は、悪夢を見ていた

目の前で、親友とは言わないまでも、零が、柵の外で、爆発した

後ろでは、不敵に、九が、笑う

「おっお前どうするつもりだ」

彼女は答えない

暗い中に

彼女の肉片の落ちる音がする

周りに音は聞こえない

ただ、彼女が、私に言う

「どうでもいいのよ」

が、そう言いたいが、私の意識は、吹き飛ばされた



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