第6話

夕方時分、ふたりで、あの場所に行くと、奇妙な、紙が、置かれてあった

「何だ」

怪奇文かと、私が、聞こうとすると、彼女は、それを読む

「ルール

掲示板に書かれた、広場の名前の横の数字は、借金とする」

私は、首を傾げた

確かにおかしいと思ったのだ

しかし、ながら、肩をたたくだけで、一万円とは、馬鹿げた労働だ

貨幣の価値が馬鹿みたいに安くなれば、そう言う事も起こるだろうが、らちされているあいだにそんなことがおこるだろうか

「それ、本物なのか、というか、これと関係があるのだろうか

偽物とか」

彼女は、不敵に笑う

「これは、チャンスですよ、あいつらを、奴隷にする」

私は、頭が、痛くなりながら、それに対して、なんと言おうとするか、悩んでいたが

答えは出なかった

しかし、その時に出した答えが、実に面倒な事になろうとは、思いもしなかった


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る