このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（130文字）

最初はのほほんとした釣り師の日常からちょっとした急展開が、素敵で最後は少しほろ苦いけど記憶に残るとても綺麗な物語です

趣味の魚釣りを楽しんでいた二人の前に、遠い銀河からやって来た鯨。
その後、人間に変化し、鯨の親子と共に生活をするというアットホームな流れで物語が進みます。
釣り好きならニヤリとさせる魚の種類や色んな食べ物が出てくるのもいいですね。
釣りの話と見せかけて、温かい親子愛を見せてくれるファンタジー作品。
児童文学に近い作風で読みやすいと思います。