第10幕
流れ星を見た。一瞬のうちに、夜空を横切り、消えていった。
そのセツナノヒカリを見ながら、いつだかの日を思い出す。
19歳の頃に思い描いていた場所とは、だいぶかけ離れたところに辿り着いた。
流したナミダは行方不明。
そんなBloody Daysを過ごしながら、地平線を眺めている。
その彼方から聞こえるencounter melodyに、すれ違ってきた人々が重なった。
多くの人に罵られながらも、拳を振り上げ、笑顔で旅立っていったMr.Believerの事を、とても羨ましく思った。
□
セツナノヒカリ
19歳
ナミダ
Bloody Days
encounter melody
Mr.Believer
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