現実火葬
誰も居ない教室 窓際の席で 空を見てた
校庭には帰る生徒 出しっ放しの教科書 片付けないまま
僕はただ一人 ここから動けずに
全部 全部 投げ出してしまいたくなって
君に伝えたい言葉さえ解らずに
燃やしてしまいたい ガラクタ達と一緒に
もうずっと 動けないや
夕日が射し込む廊下 静かな実験室 並ぶ器具
斜陽を浴びる水槽 折れたチョークで描く 使い捨ての数式
僕はただずっと 君が来るのを待って
いつも いつも 守りたいもの傷付けて
大切なものなんて解らないまま
このまま燃えていたい このゴミ達と一緒に
もう何も 見えないや
窓を開ければ 現実は廻って
解り合うことなんて出来ない 知っていたよ
僕はいつだって ひとりぼっち 君は居ない
全部 全部 投げ出してしまいたくなって
君に伝えたい言葉さえ解らずに
燃やしてしまいたい ガラクタ達と一緒に
もうずっと 動けないで
いつも いつも 守りたいもの傷付けて
大切なものなんて解らないまま
このまま燃えていたい このゴミ達と一緒に
もう何も 見えないや
もう君が 見えないや
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