第10話 中型機体と大型機体の分析。回避行動。



  

  次は、中型。

 中型は、見た目通りに、耐久力も反撃までの時間もバランスタイプ。

 6発撃ち切っていては、中々倒せない。

 まだ、完全に何発で倒せるか、どこで中断したらいいかを完璧にはわかってはいない。

 とりあえず、4発目で止めるのが小吉といった所ね。

 反撃方法としては、こちらを追尾するミサイル攻撃ではなく、こちらに向けて単純なショットの連射をしてくる。

 なので、回避しやすい。

 ある程度、反撃を見越して、回避する事前提での4発止めといったところ。

 5発目まで撃っていては、画面に敵が増えていって、余計に危険な事になる。 

 しかし、ゲームは、1つの正解を続けるだけのものじゃないわ。

 今も、中型を相手に3発目で止めてみている。

 当然、反撃が来る。

 回避できる確率が8割といった所かしら。

 中型の反撃が被弾すると、ダメージは中々。

 けれども、ダメージを受けながら、こちらの回避技術も向上していき、回避のための情報も蓄積されていく。

 やはり、ここは被弾確率8割でも3発目で止めて、回避の可能性を上げていくわ。


 そして、大型。

 見るからに、耐久力は高い。

 そして、反撃までの時間は長い。 

 まずは、3発目で止めてみると、これは安全。

 でも、3発目まで撃ってると、当然次から次へと敵機体が画面を埋め尽くす。

 今度は2発目止め。

 2発目止めでも、反撃の動作が長いので、そこを見てからでも回避できる。

 そして、勿論、被弾時のダメージも大型。

 単発のショットで、こちらも一発食らうと、反撃できなくなる。

 結果、被ダメージも増え、DPSも下がるという最悪の事態になる。

 大型には、なんとか、2発目止めからの回避をマスターしたい。


 この回避だけれども、ただ左手で画面を移動したい方向になぞるだけではない。

 回避したい方向にフリックすると、ダッシュで一気に移動する。

 するが、一気に移動した後、移動できなくなる。

 つまりは、ダッシュで攻撃を避けきれれば良し。

 そのまま、追撃が来るようなら、囲まれていて、弾撃が続くようなら、ダッシュ回避は使用できない。

 しかし、大型の攻撃を食らうぐらいなら、ダッシュ回避でとにかく大型の攻撃を避けて、その後に小型中型の攻撃を食らったとしても、

そっちの方がまだましかもしれない。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る