第11話

みんなが、一斉に水着に着替えだした。

「きつい、はいんないっ」

「おいで、不器用ねっ」と水着姿の夏姉がいる。

あ、あ、あ、駄目駄目駄目だって水着姿最高すぎ。

綺麗な足や腕、私を抱きしめて!

あっ違う違う間違った。暑さのせいで私、へんなんだ。

「早くっ!暑い!」と夏姉の声で我に返った。

「あ、うん、ここ、やって」と夏姉の傍に移動した。

「海の遊び方や、泳いで良い範囲は、何度も教えたから大丈夫ね?」

「もちろんっ!」と、私はテントから出た。暑いっ!



りんちゃんと、ひかる君と私と3人は元気よく、海に走って行った。

少しして、あきら君も仲間に入って4人仲良く遊んだが、さっきの事もあるし、可愛いすぎるし、なんだか私は、りんちゃんが嫌だった。


「そうだぁ、いいこと思いついたぁ!」と私は、意地悪しようと決めた。あんちゃん達は、離れているし大丈夫だろう。

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