第4話
「ほぉーらっ、ひ、らく」
「だってぇ、は、恥ずかしいよ」
「そう、なら、2階行きなさい。今夜は、おしまい」
「やだよぉ」
「じゃあ、どうするの?あーし」
あぁ、だめ、可愛い夏姉の顔!暗くたって可愛い顔は、はっきり私には見える!好き!夏姉が。
「いっー!」
「私の言うこときかないなら、こーよっ!」と夏姉は、私の太ももをつまみ笑顔で私を見ている。
痛い痛い痛いよ!けど、なんだか分からない感覚……幸せ。
「ごめんなさいっ!痛い!」と足をひらいた。
「はい、いー子ね」と夏姉は、つまんでいた指を離した。
それから、夏姉と私の足が絡み合い
私の両足は、更に広がった
「いっいたぁ、いたっ」
「いー子は、我慢できるのよ、我慢しなさい」と口調が強まった。
「夏姉……好きっ」
「からかうなら、明日は無しよ」
「じょーだん!じょ、痛っ、ごめん」
夏姉の長い指先が、ゆっくり静かに動く夜……
その時の夏姉の顔、大好き!好きで好きで幸せな時間……
「っ、いっ、痛いよぉ~」
「はい、おしまい。いー子ね」と最後には、ニッコリとする夏姉……
私の大事なところは、ヒリヒリ痛みだしていた。
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