垂れた尾をすなのうえでひきずるみたいに眠りにつけない秋の真夜中
〇〇三
あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む 【柿本人麻呂】
恋のうた。
「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の」までが「長々し」を導き出す
うたの意味としては下の句をとらえるだけでよく、「長い秋の夜をひとりで寝なければならないのだろうか」となる。
・垂れた尾をすなのうえでひきずるみたいに眠りにつけない秋の真夜中
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