神に抗う、人類の一閃。

第2話にして早くも開戦。
ネクスト vs 人類連合という構図の残酷さを、徹底的な描写で叩きつける構成力に唸らされる。

ビームは曲がる、パイロットは不死、空は支配され、希望はない――
そう思わせておいてからのブラックドッグ隊の登場と反撃の一撃。
“神の余興”に風穴を開けるその瞬間、まさにカタルシスの極み。

設定の緻密さ、比喩と皮肉のキレ、そして作者のプレイヤー愛。
“死にゲー異世界”のリアリティが、いまここにある。