第5話 - 犬猫とのコラボ(後半)
ルナ「よーし、いっぱい遊ぶぞぉ」
太陽「楽しみですね!」
このゲームは性質上早く始めた方が強くなるゲームだ。犬猫組はすごい古参というわけではないが、ストーリーはかなり進んでおり、少なくとも今始めたばっかの初心者と比べると天と地以上の差がある。
あかり「うわぁ、犬猫組が私の世界に入ってる...」
太陽「おー、すごい、敵が溶けてく!」
ルナ「視界の中にほぼ必ず宝箱が写ってる...すごい」
あかり「すっごい初心者の世界満喫するじゃん」
このゲームはマルチをする場合その人の世界に入ることになる。自分よりレベルが上の世界に入れないので先輩2人が超はじめたての世界に入ることになる。
===コメント===
・うわぁすごい資源がそこら辺にある
・懐かしい〜
・敵を通りすがりにワンパンしていくの草
・無双ゲー始まったな
ルナ「とりあえず育成したいキャラとかいる?その育成素材持ってるボスワンパンしてくる」
あかり「普通にワンパン宣言するあたり...まぁ実際ワンパンされそうなのでなんにも言えないんですけど。とりあえずさっき出たキャラの育成素材欲しいな」
太陽「それならさっき通りすがりに倒してきました!」
あかり「通りすがりに倒されるボス」
===コメント===
・草
・これはひどいw
・ボスって通りすがりに倒していいものだっけ
・多分ワンパンだったんだろうなぁ
・果たしてあかりちゃんはどのくらい経てばこれを越せれるのだろうか
・これからの成長に期待
そうして、先輩2人の無双劇により、かなり素材は集まったし、色々なギミックなど教えてもらった。そこからはもうずっとただの先輩の無双が続き...
あかり「わー敵だー(棒)」
ルナ「はい倒したよ」
あかり「わーボスだー(棒)」
太陽「倒したよ!」
あかり「わー進行方向にてk」
ルナ「はい倒した」
あかり「何がきてもワンパンされるんだけど私いる?」
===コメント===
・いらないな()
・あかりちゃんがハイパーキャリーされてるw
・まぁこれも初心者の醍醐味やし
・あかりちゃんも数ヶ月後にはこうなってるんやで
・そういや犬猫組も最初は那由多にこれやられてたのか
(夢見 那由多)・犬猫もついに初心者に無双できる様になったんだね
・あっ
・やったね!一期生コンプだよ!
・新神における犬猫の親やしな
あかり「あっ那由多先輩じゃないですか!お疲れ様でーす」
ルナ「那由多〜、見てみてー、那由多と同じことしてるよー」
那由多先輩は実は新神配信初日からやりこんでる結構すごい人だ。犬猫組が新神を始めた時も那由多先輩がマルチで入って今みたいな無双をしていた。ちなみに那由多先輩の専門分野はFPSゲームだったりする
===コメント===
・あかりんすっごい馴れ馴れしいなw
・先輩に対する態度かそれが()
・ルナちゃんすっごい楽しそう
・ついに無双の楽しさを覚えてしまったか
(夢見 那由多)・楽しそうでなにより、今度ルナちゃんとも新神やろうね
・てぇてぇ
・太陽ちゃん不在()
太陽「あっ!その時は私もついきてますよ!」
ルナ「過保護だなぁ」
あかり「かわいい...おっと危ない、推しニウムの過剰摂取はいけないな」
===コメント===
・百合百合
・てぇてぇ
・推しニウム?
・なんか新しい物質発見されてて草
・ここにいると俺らまで急性推しニウム中毒になってしまう
・急性推しニウム中毒とかいうパワーワード
・限界化の三文字をここまでカッコよく言えるのか
(夢見 那由多)・あ、今そっちの世界入っていい?
・おっ
・飛び入り参加か?
・これは愉快
あかり「あー、是非入ってください」
ルナ「私たちでさえワンパンなのに那由多が来たらどうなるんだろう」
太陽「オーバーキル待ったなしだね!」
あかり「多分これで招待できたかな?」
そうして、那由多先輩をこの世界に呼ぶ、自分の世界に推しの先輩が三人...私はこれのためにVtuberを始めたんだと強く実感した
===コメント===
・地獄の始まり
・さて何百万ダメ出すかな
・※なお世界の持ち主の最大ダメは数百です
・これは楽しくなってきた
・インフレが始まっちゃう
・初心者の世界に迷い込んだ廃課金勢
(夢見 那由多)どこで通話してるの...
・通話迷子になってる
・那由多ー大丈夫かー
・これは草
あかり「あーちょっと待ってくださいね、那由多先輩も通話に招待するので...」
那由多「あー、これで声入ってる?」
ルナ「入ってるよー」
那由多「んで、私は何すればいい?」
あかり「今犬猫組が私の世界の敵を絶滅させてるので参加しますか?」
那由多「了解〜」
ということで、先輩三人による一方的な虐殺...ではなく精鋭狩りが始まった。ちなみに精鋭狩りというのは雑魚敵を倒していくことである。
===コメント===
・ここまでくると敵が可哀想
・うわぁ火力きもい
・犬猫組もおかしいけど那由多が一番おかしい
・さすが那由多や、オーバーキルすぎる
・主人公であるあかりちゃんが一番コメントないの草
あかり「私はこの空間で何をしろと」
ルナ「まぁ最初はこんなもんだよ、いつか三期生が来たら同じことしてあげてね」
太陽「伝統文化は絶やしちゃダメだよ!」
那由多「軽い気持ちでやったのになんか伝統文化になった」
あかり「こんな伝統文化は嫌だ」
===コメント===
・伝統文化だったのか
・伝統(一回しか行われてない)
・↑これで2回目やで
・楽しそうで何より
・一気に同接増えてて草
・ほんとや、一期生ってすげー
ついさっき那由多先輩が丁寧に配信URLを添えて飛び入り参加をSNSで投稿したので那由多ファンがそのまま配信に飛んできているのか同接数がかなり増えていた。
あかり「うっわ...むっちゃ同接増えてる。すごいなこれ、さすが那由多先輩」
那由多「私はそれほどでも...一期生がこんな集まるのも久しぶりだからじゃないかな?」
太陽「そう言えば最近一期生でコラボはあんまり見ないね!」
ルナ「犬猫組はコラボ判定じゃないんだ...」
あかり「まぁ一応ユニットだし...」
那由多「そういえば、精鋭狩りするのはいいけど他何するの?」
あかり「私はやること特に...この配信はルナ先輩司会だから」
ルナ「いや特にやることはないよ?もう結構時間経ってるしちょうどいいかなぁって」
あかり「えっ、ほんとじゃんもうちょいで2時間じゃん」
太陽「私も気づいてなかった!?」
===コメント===
・えっほんとじゃん寝なきゃ
・時間泥棒
・精鋭狩りでこんな時間経つのか
・二期生って最大枠2時間じゃないっけ
・あ、そうやん
二期生...というより新しく入った人は、1ヶ月の間一回の配信の時間は2時間でという指令がある。理由としてまだ喉が慣れてないうちは長時間の配信は喉を壊しかねないからである。私はVtuberになるため喉を鍛えてはいるが、運営側の指示を無視するわけにもいかない。今日の配信はそろそろ終わりにするべきだろう。
あかり「じゃあそろそろ終わりにしますか、今日は本当にありがとうございました」
ルナ「今日は楽しかったよ、ありがと」
太陽「ありがとねー!またコラボしたいな!」
那由多「今日は飛び入り参加だったけど、またいつか正式なコラボしようね」
あかり「じゃあまたコラボお願いします!」
===コメント===
・またねー!
・おつルナ!
・そういやルナちゃん以外挨拶ないよなぁ
・楽しかった
・一期生いっぱいいたなぁ
そうして、今日の配信を切り上げる。ただ、配信が切れても通話はまだ切れてないので少し雑談をしてから落ちることになる
あかり「今日は本当にありがとうございました。那由多先輩も、飛び入りでしたけど大丈夫でしたか?」
那由多「うん、すごい楽しかったよ」
ルナ「またコラボしようね」
太陽「私は朝早いからまたね!」
那由多「私も明日はやることがあるからこれで」
あかり「はーい、ありがとうございましたー。ルナ先輩も落ちますか?」
ルナ「あー...じゃあ一個だけ、次の予定空いてる?」
あかり「いえ、特にこれといった予定は...あ、すぐ近くは二期生全体コラボがあります」
ルナ「おっけー...じゃあよければなんだけどさ」
そうして、ルナ先輩からとある配信の誘いを受ける。それはある種予想外でもあり...
あかり「まじか...いや参加したいですけど...連続コラボになるけど大丈夫ですか?」
ルナ「いいのいいの、それいったら犬猫組なくなっちゃうし」
あかり「まぁ...大丈夫なら是非参加させてください」
ルナ「おっけー、じゃあ連絡しとくね」
そうして、失言から始まったコラボ配信は幕を閉じることとなる。色々あったが、何はともあれ那由多先輩ともコラボできたし、とても楽しい配信だったと言える、やっぱり、1人で配信を見るより実際に話しながら配信をできるのはいいなぁ...と、感傷に浸るのだった。
===あとがき===
いやぁ、実は夕方ぐらいに出すつもりがゲームしすぎて書いてなくて...遅くなりましたが後半です!次はちゃんと書いてからゲームします...
☆や♡モチベになるのでお願いします!次の投稿は...明日のどっかです!出すとしたら朝か昼か夜か...あ、全部じゃんこれ()
そう言えば1000PV突破ありがとうございます!気づくの遅すぎてもう1400いっちゃってるけど...それが本当に嬉しくて...これからもよろしくお願いします!目指せ1万PV!
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