弁当
さっきはあれでよかったのだろうか
相加の震えた声が頭にこびりついて離れない
それを二奈は見通したのか
「瑠衣君いま私以外の女のこと考えました?だめですよ今は私だけのことを考えてください」と頬を膨らませて言ってくる
「ああ、ごめん」
「謝るよりするべきことがあるんじゃないですか?」と言い彼女は口を開けながらこちらを見てくる
俺は自分が作った弁当だったので少しためらったがだし巻きを口の中に入れる
「う~んおいしいです」と彼女は幸せそうに笑い
「それじゃあ次はこっちの番ですね」と言って弁当から同じだし巻きをこちらに差し出し「はい。あ~ん」と言ってくる
俺は少し恥ずかしながらも口を開ける
そういえば相加とはこんなことしたことはなかったな...と思いながらだし巻きを頬張る
味は少し怖いほどに俺の好みドンピシャでおいしかった
激重ヤンデレの女の子は彼を振り向かせたい 寝ても疲れが取れない人 @ruisyousetu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。激重ヤンデレの女の子は彼を振り向かせたいの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます