この世界の技術について
日記
あれは10代のころ父親の職場で知った話しだ
そこでは魔法が使える人と使えない人で給料がだいぶ違っていた
蒸気機関の鉄道などが一般技術とよばれ誰でも作ることができるもので
魔法など一部の適正がないと使えない技術を古代技術と呼ぶらしい
特定の金属加工とエンチャントによる強化
軍医などで使われる医療魔法
が世界の主流な古代技術で他にもあるらしい
そして飛行船作成の職場で
私は目を背けたくなるものを見た
「愚かなおまえが仕事できねーくせになんで給料もらってやがる」
「お前はロバなくせに」
「お前は地獄に今すぐ落としてやる」
ロバそれはこの世界では魔法つまり古代技術を使えない人のことで差別用語だ
そして飛行船作成は古代技術が重要でヘリウムにエンチャントされていないと強弱をいじり高度を自由に変えることができることができなくなる作成は古代技術者が必須だが民族によって適正に違いがありそれによって民族間の対立が激しい原因となっているそれは職場であっても変わらない
最近は一般技術が普及したことでパワーバランスが崩れ始めていることを警戒する人たちが民族自由党に集まってるがそんなに賛同する人は少ないだろうな
まあ一部の過激派で私には関係ないだろ
母が民族自由党に入り無理やり組織に入れられそうになるまでは考えていた
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