二章 あたしのおパンツぐらいで……

 カリオストロ辺境伯当主、花恋かれん・カリオストロこと現代日本の転移者である三枝さえぐさかおるは、メイド兼筆頭秘書にて尻叩き役の少女――その実、上位種族である風虫ふうちゅうぞく――ほたると共にデュラムスペン領の領主の屋敷を訪れていた。双方の領地で交わされる契約に関しててである。

 デュラムスペン領は広大な平原地帯に恵まれたシーホース王国随一の穀倉地帯であるが昨冬の旱魃かんばつで小麦の生育が悪く、深刻な小麦不足に陥っている。しかし、豊かな穀倉地帯であることに甘え、それ以外の産業を育ててこなかったデュラムスペン領には小麦の生産以外にこれといった収入源がない。そのため、『領の財政を賄うためには領民が餓死する危険を冒してでも小麦の輸出をつづけなければならない!』という苦境にあった。

 デュラムスペン領にとっては自らのはらわたをえぐられるような苦渋の決断だが、デュラムスペン産の小麦を買いとる側にとっても災難である。さすがに販売量に限りがある上に、価格が跳ねあがっていたからである。

 そこで、カリオストロ辺境伯当主・花恋かれん、その実、日本生まれ、日本育ちの三十路社畜OLであるかおるは、ある取り引きを持ちかけた。

 カリオストロ領はその領地の多くが森林地帯に覆われており、小麦の栽培には向かない。その反面、豊富な森の幸に恵まれている。その森の恵みとデュラムスペン領の小麦を交換しようというのである。

 そうすれば、カリオストロ領は例年通りの値段で例年通りの量の小麦を買いとることができる。デュラムスペン領にとっても豊富な森の幸が手に入れば、領民を餓死させる危険にさらさずに済む。

 両者の利益が一致し、その話はとんとん拍子に進んだ。そして、その正式な調印のためにかおるがメイド件秘書であるほたると共にデュラムスペン領の領主のもとを訪れた、と言うわけである。もっとも――。

 いま、テーブルをはさんでかおるの前に座り、文書に署名しようとしているのはデュラムスペン領の領主ではない。その息子であり、次期領主である高雅コウガ・デュラムスペンである。

 父親である領主は最近、病気がちということで領主としての仕事を息子に任せ、療養に専念している。今回も、最初に少し挨拶を交わしただけで、あとは高雅コウガに任せて引っ込んでしまった。その態度は拍子抜けするほどあっけないもので、いかに息子のことを信頼しているかが知れた。

 ――まあ、実際に好青年だもんね。

 かおるもそのことは一も二もなく認めた。

 細身だが筋肉質の長身。貴族らしい端整な顔立ち。丁寧にセットされた金髪。まっすぐに前を見据える瞳。まだ一〇代の若さであるのに、次期領主というにふさわしい落ちつきと風格。どれをとっても一級品。まるで、少女マンガに出てくるヒーローのよう。

 ――でなかったら、一流大学のサッカー部のエースって感じね。

 かおるがそう思うほど理知的でさわやかな印象。本当に日本の大学にいたら四六時中、女子生徒に囲まれている身近なスーパースター。そんなタイプ。

 「では、花恋かれんさま。これで……」

 と、署名した文書を手渡しながら微笑んでみせるその仕種がまた女泣かせ。一目、見ただけで心がとろけてしまう女性がどれだけいることか。

 ――ああ。カッコいい。もし、あたしが本当に一〇代だったら放っておかないんだけどなあ……。

 外見年齢一六歳の花恋かれんの体に入ってはいても、その魂は現代日本のしがない社畜OL。アパートと会社を行き来するだけの毎日を送っていた三〇代干物女である三枝さえぐさかおるはうっとりしながらそう思った。すると――。

 「痛い!」

 かおるがいきなり叫んで椅子の上から飛びあがった。隣に座るほたる高雅コウガに見えないようかおるの尻をつねったのである。飛びあがったかおるほたるは冷ややかな声と表情でささやいた。

 「お仕事中ですよ、お嬢さま。色気はあとにしてください」

 「う、うう……。お仕事、お仕事。わ、わかってるわよ」

 せっかく、異世界転生して貴族の美少女の体に入り込んだというのに、その本体は根っからの社畜のまま。『お仕事』と言われると反射的に従ってしまうのだった。

 「ど、どうかしましたか、花恋かれんさま?」

 突然のことに驚いた高雅コウガが目を大きく見開いて尋ねた。そんな表情がまたなんとも愛らしい。まさに、甘いマスクのモデル系。歳上女性からはとくにかわいがられそうなタイプだ。

 「い、いえ、なんでもありません……」

 かおるは『おほほ……』などと慣れない笑い方をしてごまかしたが、いまのかおるは三つ編みに分厚い瓶底メガネ、ダボッとした長衣という格好で、持ち前の美貌を隠している。その姿にはあまり似合わなかったかも知れない。

 「それでは、これで文書の交換も完了しました。契約は正式に交わされましたね」

 メイド件秘書のほたるが可憐なフリフリメイド姿のまま冷静なビジネス口調でそう告げた。その言葉に高雅コウガは居住まいを正した。そうして真剣な表情になるとさすがに領主の息子。いますぐにでも領主が務まりそうな気品と貫禄がある。

 「ありがとうございます、花恋かれんさま。この契約のおかげで、なんとか領民を飢えさせずにすみそうです」

 「い、いえいえ、とんでもないです。こちらこそ例年通りの量の小麦を確保できて大助かりですから」

 「しかし……」

 と、高雅コウガはとまどったような表情を浮かべた。正確には相手のことをおもんばかる表情と言うべきだった。

 「本当によろしいのですか? このシカ肉の量。これでは、とても等価交換とは言えないと思うのですが……」

 「お気遣いなく。実はカリオストロ領では現在、シカが増えすぎて森への食害が広がっているのです。そのために、シカを狩ることを奨励しています。そのシカ肉を引き取っていただけるのですから、こちらとしても大助かりなのです」

 「なるほど。そういうことですか」

 言われて高雅コウガは心からホッとした表情を浮かべた。そのあたり、育ちの良さから来る人柄の良さを感じさせる。かおるはますますこの若き次期領主のことが気に入った。

 「それでしたら、遠慮なく受けとらせていただきます。ですが今後、カリオストロ領でなにかあった場合はご遠慮なくご相談ください。デュラムスペンは決してこのご恩を忘れません。必ず、お力になります」

 胸を張ってそう宣言するその姿。そこには高潔なまでの誇りが満ちており、この人物が約束をたがえるなど決してあり得ないことだと素直に信じることができる。

 その姿にかおるも思わず微笑んだ。

 「はい。そのときはよろしくお願いします」

 「お任せください」

 高雅コウガが胸を張ってそう請け負ったそのときだ。執務室のドアを開いてひとりの少女が表れた。艶のある髪を短くまとめた、たおやかでおとなしそうな顔立ちの少女。華奢な体つきだが、ピンと伸びた背筋からは怠惰な暮らしにふける貴族令嬢にはない、日々の労働で培われた芯の強さが感じられる。

 高雅コウガの婚約者、結衣ユイである。

 「失礼します」

 結衣ユイは礼儀正しく挨拶した。平民出身とはいえ、さすが、デュラムスペン領の最高学府であるパスタリア学院に在籍する身。貴族の礼法はきちんと身につけている。

 「高雅コウガさま。ドワイフル領のご使者の方がお見えになりました」

 「ああ、そうか。もうそんな時間か。それでは、花恋かれんさま。失礼ですが、この場はこれにて」

 「はい」

 と、かおるは素直に了承した。

 高雅コウガは椅子から立ちあがり、『威風堂々』という言葉の見本のようなしっかりした歩調で歩いていく。結衣ユイはごく自然に高雅コウガの前を空けて一歩、後ろに付き従って歩いていく。その姿に――。

 かおるは思わず、片手を頬に当てて『ほう……』と、甘いため息をもらしていた。

 「いいなあ。まさに理想のカップルっていう感じ……」

 「そうお思いなら、お嬢さまこそ熱い恋をなされば良いではありませんか。そのお姿であれば、どのような殿方でも射落とせますよ」

 ほたるに言われてかおるはパタパタと手を振ってみせた。

 「無理むり。いくら、体が花恋かれんさまでも、中身は三十路の社畜OLだもん。恋なんて絶対、無理だって」

 あまりに当たり前に言うので同情するのも忘れて納得してしまう、そんな言い方だった。

 高雅コウガ結衣ユイのふたりはそれからも多くの客と会い、執務を執り行った。その仕事ぶりは見ていて気持ちがいいほどにテキパキしたものだった。高雅コウガ本人が優秀なのはもちろん、婚約者である結衣ユイもまた、そのたおやかで奥ゆかしい外見からは想像もつかないような有能さを発揮している。とくに、数字に関してはめっぽう強く、さすが『優秀さを買われて上流貴族だけが入学できる』パスタリア学院に特別に入学が許された、というだけのことはあった。相手の語る数字の矛盾やまちがいを指摘するツッコミの切れ具合は見ていて小気味良いほどで、未来の夫のサポートをしっかりとこなしている。見た目だけではなく、中身においてもしっかりとバランスのとれたカップルだった。

 なにしろ、おとなしげな少女の外見からは想像もつかないほどの切れ味鋭いツッコみを叩き込むのだ。相手は外見とのその鋭さのギャップに目を白黒。反論する間もなく追い詰められてしまう。そんなときには決まって高雅コウガが未来の妻を見て微笑みながら言うのだ。

 「おいおい。あまり厳しく追及するものではないよ」

 そうして、相手に好意をもたせておいて、自分たちに有利な交渉を成立させる、と言うわけだ。しかも、それは決して計算ではなく、ふたりの関係から自然に生まれた呼吸らしい。そんなふたりを見て屋敷の使用人たちもほっこりした笑顔を浮かべている。

 「いやあ、相変わらずお見事な交渉だ」

 「うんうん。シーホース王国きっての実力者であるカリオストロ辺境伯ともうまくやれそうだし」

 「小麦の栽培ばかりに取り組んできたことを反省して、新産業の振興にも乗り出されたし」

 「あのおふたりが次期ご領主夫妻となられるのだ。我がデュラムスペン領は安泰だな」

 上は屋敷の使用人から、下は日々の畑仕事に精を出す農民にいたるまで、誰も彼もが同じ笑顔で同じことを言っている。そのことがまったく大袈裟に思えないのが、高雅コウガ結衣ユイのすごいところ。

 かおるもふたりを見、それらの噂を聞き『まさにその通り!』とばかりにうんうんとうなずいている。

 「本当、素敵なカップルよねえ。お互いに愛しあっていて、未来の目標も共有していて……あれこそ、理想のカップルだわ」

 片手を頬に添えて首をかしげ、うっとりとそう呟く。

 三〇過ぎのいまにいたるまで男と付き合ったことはおろか、手をつないだことすらない干物女だが、それでも一〇代の頃にはロマンスあふれる少女マンガを読んで、まだ見ぬ恋愛に心をときめかせていたのだ。すぐに現実を思い知らされ、ロマンスの欠片もない干物女まっしぐらになったけど。

 それでも、若い頃の恋愛への憧れまでが失われているわけではない。

 「あんなカップルがいるなら、この世は素敵なところだって信じられるわ。このままずっと幸せに過ごしてほしいものね」

 現在のあるじの言葉にメイド件秘書であるほたるもうなずいた。

 「はい。ですが……」

 「ですが……なに?」

 ほたるの言葉に不吉なものを感じて、かおるは眉をひそめた。

 「ごくかすかにですが、高雅コウガさまの周辺にコンヤ・クゥ・ハッキの気配を感じます」

 「コンヤ・クゥ・ハッキ⁉ 高雅コウガさまに婚約破棄を仕掛けさせようっていうの⁉」

 「恐らく」

 ほたるの言葉に――。

 かおるは叫んだ。

 「ダメ! 絶対ダメ! あんな素敵なカップルの仲を壊そうだなんて……そんなこと許すわけにはいかないわ! ほたる。監視を強めて。絶対にコンヤ・クゥ・ハッキの陰謀を阻止するのよ!」

 「かしこまりました。ですが……」

 「なに?」

 「今回はやけに乗り気ですね。いつもなら、ヒーロー令嬢のお仕事はいやがるのに」

 「なに言ってるの⁉ あんな気持ちの良いカップルの仲を裂くなんて許せないわ。今回ばかりはあたしも本気よ。なんとしてもコンヤ・クゥ・ハッキの陰謀を阻止するのよ!」

 言われてほたるはつまらなそうにそっぽを向いた。

 「……ちっ。お嬢さまの尻を叩くというわたしの楽しみが」

 「ん? ほたる、なにか言った?」

 小首をかしげるかおるに向かい、ほたるは先ほどの呟きなどおくびにも出さずに答えた。

 「いえ、なんでもありません。それより、お嬢さま。本当によろしいのですか? ヒーロー令嬢のお仕事を成されるということは、またまたおパンツ、ドバアッということになりますけど?」

 「うっ……」

 言われて、かおるはさすがに怯んだ。それも一瞬。すぐに姿勢を立て直すと、半ば自棄気味に自分の胸などを叩いてみせた。

 「そ、それがなによ! 三〇代干物女のおパンツぐらいで、一組のカップルが救われるならいくらでも見せつけてやるわ!」

 「その意気です、お嬢さま。それでは、このほたる。この世の情報を司る風虫ふうちゅうぞくとして、必ずやコンヤ・クゥ・ハッキの陰謀をつきとめてご覧に入れます」

 「うん、頼むわ。ほたる!」

 そして、かおるほたるとふたり、帰っていった。

 ――ううっ……。やっぱり、やだなあ。

 と、自分の発言を後悔しながら。


 高雅コウガ結衣ユイのふたりは今日も朝から働きづめ。配下やら諸外国の使者やらと交渉し、契約をまとめ、領内の視察を終える頃にはもうとっぷりと日が暮れていた。西の空に見事な夕焼けが広がり、カラスが寝床に帰る鳴き声を響かせている。

 そのなかを、高雅コウガ結衣ユイとふたりよりそいながら屋敷への道を歩いている。

 「う~ん。今日もよく働いたなあ」

 その言葉にケチをつけることのできるものはいないだろう。なにしろ、毎日まいにち日の出前から働きづめなのだ。下手なブラック企業よりよほど厳しい業務実態である。

 それでも、やつれることなく生気に満ちているのが高雅コウガ・デュラムスペン。生まれついての領主だった。

 「だけど、心地の良い疲れだ。こうして日々、人々の役に立つ仕事ができる。領主の家に生まれてよかった。つくづくそう思うよ」

 「はい。わたしは、いえ、領民すべてが、高雅コウガさまがご領主さまの跡継ぎとして生まれてくださり、よかったと思っております」

 結衣ユイは奥ゆかしくもかわいらしいその顔に、心からの笑みを浮かべて未来の夫に言った。そんな未来の妻に対し、高雅コウガもありったけの誠意を込めた笑顔を返した。

 「ありがとう、結衣ユイ。愛しているよ」

 「はい。愛しています。高雅コウガさま」

 そして、ふたりはキスを交わし……そこで、結衣ユイが飛びあがった。

 「いけない! まだ、一カ所、視察先があるのを忘れていました。いまから行ってきますから、高雅コウガさまはお先にお帰りください」

 「おいおい、もう今日は夕暮れだ。明日にまわせばいいだろう。第一、これから屋敷で書類仕事なんだし……」

 「いいえ! 視察先に向かうのが一日、遅れればそれだけ問題解決も遅れてしまいます。そんなことになれば、領民にどれだけの迷惑がかかるかわかりません。いますぐに行ってきます」

 「やれやれ。君は働き過ぎた。そんなことでは体を壊してしまうぞ」

 「だいじょうぶです! 高雅コウガさまとともにデュラムスペン領の皆さまのために働けるのがわたしの喜びですから」

 結衣ユイはそう言うとか細い腕に『ふん!』とばかりに力瘤を作ってみせた。それから身をひるがえし、疲れなどまるで見せない軽快な足取りで走っていった。

 高雅コウガはそんな後ろ姿を見ながらついつい苦笑をもらした。

 「やれやれ。本当に真面目なんだからな。まあ、そこに惚れたんだけど」

 と、夕暮れ空を飛ぶカラスたち相手に惚気のろけをかまし、ひとり、屋敷への道を帰っていく。

 「さあ。おれも結衣ユイに負けていられないぞ。早く屋敷に帰って書類を片付けないとな」

 そう言って気合いを入れ直す。すると、道行く先に見覚えのある三人の貴族令嬢がいるのが見えた。ひとりがうずくまり、他のふたりが心配そうに囲んでいる。

 「あれは……」

 高雅コウガはその三人を見て露骨に顔をしかめた。

 その三人は愛謝アイシャ・スカーレット、金夢キム・グレインステッド、望良ノーラ・ブルーハットだった。愛謝アイシャが胸を押さえて苦しそうにうずくまり、金夢キム望良ノーラのふたりが介抱している。

 高雅コウガは正直、

 ――おれの大切な結衣ユイを苦しめてきた連中だ。どんなに苦しもうが知ったことか。むしろ、当然の報いだ。

 そう思った。とはいえ――。

 ――誰であろうとデュラムスペン領の領民であるにはちがいない。そして、おれはデュラムスペン領の次期領主。なにがあろうと領民を見捨てることはできない。

 その使命感が勝った。

 高雅コウガは嫌悪感を必死に押し殺して表面を取り繕いながら三人に近づいた。

 「どうした?」

 と、声をかける。

 金夢キム望良ノーラのふたりがすがりつくような表情を向けた。

 「ああ、高雅コウガさま! いいところに。実は、愛謝アイシャが急に苦しみだしてしまって……」

 「急に? なにかあったのか?」

 高雅コウガもさすがに心配顔になって身を屈めた。愛謝アイシャの顔をのぞき込んだ。そのとき――。

 ふう、と、愛謝アイシャ高雅コウガの顔めがけて息を吐いた。獲物を絡めとるクモの糸がそのまま空気になったかのような息だった。

 「うっ……」

 その息を受けて、高雅コウガはその場に倒れ込んだ。

 愛謝アイシャは立ちあがった。その顔には残忍なほどの笑みが浮いていた。

 「あらあら。次期領主ともあろうお方がこんなところで眠り込んでしまわれるなんて。きっと、お疲れなのね。わたしたちでしっかり介抱してさしあげなくては。ねえ?」

 「ええ」

 と、愛謝アイシャの言葉に金夢キム望良ノーラも妖しく微笑んだのだった。

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