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  •  はじめまして、野沢 響と申します。
     コメント失礼致します。

     おみくじって読めないものなのでしょうか。
     拝読させていただいて衝撃を受けました。
     少し文章が堅苦しく感じても、読めないことはないと思うのですが……。
     現在は更にそういった人たちが増えているかも、と少し不安になってしまいます。

     確かに英語が出来ることも大切だとは思いますが。身に付けたい気持ちも分かるけれども。
     日本で生活しているのに、年々日本語が軽視されていっているように感じます。    
     日本語が静かに消えていっているような。

     自分の国の言葉(文章?)にもっと触れて欲しいし、大切にして欲しいなと思います。
     

    作者からの返信

    野沢響さん
    コメントありがとうございます!
    おみくじ読めないっていう発言は随分前に聞いたのです。
    ……衝撃でした……。
    現在はさらに増えているでしょうね。悲しいことです。
    国語の教科書からは読み物である小説が削除され、
    誰がこんなことをしているのだろう? と思います。
    なんだか「国語はやらなくても出来るし大丈夫。それより英語だ!」と
    言っている人がいるように思います。

    もっと、日本語に誇りを持って大切にして欲しいと、願ってやみません。


  • 編集済

    第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    「国語の時間数よりも、圧倒的に英語の時間数の方が多い。」

    どこの教育使節団なのでしょうね。寄らば大樹の陰、か。


    「最近何でもかんでも動画だけど、動画って時間かかって嫌いだ。読んだ方が早いのに。しかも分かりやすいのに!」

    その通りですね。

    作者からの返信

    安井鉄和さん
    コメントありがとうございます!
    お返事遅くなってほんとうにごめんなさい。

    高校の国語の教科書から「小説」が大幅に減ったんですよ。
    どうなんでしょう。
    英語の方が必要だ、みたいな風潮だけど、結局国語が出来ないと英語も出来ないと
    わたしは思います。

    動画より読んだ方が早いし分かりやすいですよね。
    なんであんな、時間の無駄をやるんだろう? 謎です。

  • 第2話 日本語が消滅するへの応援コメント

    「日本語と英語のバイリンガルを育てようとした結果、英語だけを話すモノリンガルが増える、ということに気づき、愕然とした。」

    日本語を見限るということなのだとすれば、悲しいです。

    作者からの返信

    安井鉄和さん
    日本語より英語の方が、今後世界的には必要だってことでしょうか。
    でも、多様性を大切にするなら、まず自国の言語や文化を大切にするといいと
    わたしは思うのです。

    悲しいですよね。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    おはようございます。
    読みたかったのに、読み忘れていました🙇‍♀️慌てて拝読しました。

    私が子どもの頃と、今は本当に何もかも違っているなぁと思います。小学校が終わった後に、私は毎日友達と遊んでいましたが……それさえもしにくくて、お家にいる事が多いですね。

    考え方も、広く浅く。深く探究を自分からしようとする子が少ないのかな? と思ってしまう事もあります。情報過多と言いますか、正しいのかわからない情報にさらされすぎている気がします。

    話が脱線してしまいました😅
    変な話、勉強はイヤイヤでも教える事はできますが、心を育てるのは難しいですね。
    目に見えるものではありませんし、本音を聞けなければ偽って過ごしている可能性もあります。
    ……本を読む事は、登場人物を通して気持ちに触れることができますよね。昔学校に「○○欲求は図書館で発散しよう」みたいなポスターが貼られていました。昔過ぎて詳しく覚えていないのですが、当時へぇと思った記憶だけ残っています。

    創作をする。モノづくりをする。芸術活動は、受け取る人の事を考えてするので、知らず知らず深く物事を考える力がつくのかなと思いました。

    すごく納得する所が多かったです。今まさに子育てをしているので、考えさせられました。

    作者からの返信

    ヒニヨルさん
    お読みいただき、ありがとうございます!
    今は、「タイパ」「コスパ」時短時短。
    そこらへんも、「広く浅く」になる原因かなあって思います。

    そうそう。
    「放課後毎日友だちと遊ぶ」も難しい時代です。
    みんなけっこう習い事もしているし、誰かのおうちも難しい。
    でも、わたしは毎回うちに来られると大変で、それも嫌でした(苦笑)。
    毎回じゃなくて、三回に二回くらいにして欲しかったかな。
    親が帰ってこないと「うちは遅くても大丈夫だから」と帰らない子もいて
    それも大変でした。

    心を育てるの、難しいです。
    何が正解かわかりません。
    「うたかた」にも書きましたが、わたし、自分がフルタイムで働いていたら
    とても子育て出来なかったと思います。
    みなさん、どうやって、子どもの本音を見抜いているのでしょう?

    本を読むのはねえ「時間がかかるから嫌だ」という意見もありますが、
    やはり目に見えない力が蓄積されると思います。
    疑似体験も出来るし、時間も空間も越えて、遠くに行ける。

    深く深く考えることで、分かることがあると思います。

    ところで、「子育て」大変なのは、やはり思春期くらいからなんですよお。
    うううう。
    でも、思春期くらいって「子育て」に入っていない気がします。

  • 興味深い記事です!

    僕はエンジニア職なのですが、それでさえ、深い論理思考って、日本語力と比例しているように感じます。

    言語には、思考と会話、両方の役割があると思います。

    後者の、コミュニケーションのためだとしたら、AIで簡単にリアルタイム翻訳できるようになったので、英語って死にスキルなんじゃないかなって思えてきました。

    作者からの返信

    浅里紘太さん
    お読みいただきありがとうございます!
    こういうことは普段からずっと考えていて、ふっとまとまったので書いてみました。
    今は「西洋の資本主義経済が世界を侵略する」ということを考えています。
    まとまっていません(笑)。

    深い論理的思考は、国語力に比例すると私は思います。
    映像で考えることもありますが、論理的思考はやはり言葉でなされると思うからです。

    言語には「話し言葉」と「書き言葉」とあるから、会話と思考になるのかな。
    でも、話しながらでも考えるような気がします。
    それは、思考しながらの「話し言葉」なのでしょう。

    会話は、コミュニケーションだけならば、確かに翻訳はAIでいい気がします。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    実用的な文章も大事ですが、小説も大事ですよね。
    今は、実益を求めすぎていると思っています。それこそ「これからはグローバル化の時代だ! 英語喋れるようになれ!」って感じで

    古典はなぜ必要なのかという話を思い出した。
    役に立つこともほとんど無いし、経済的な利益も無い科目。
    それでも、古典は国民意識を醸成するものだから、国民全員に古典を教え、みんなが知っていることに意味がある、と。
    「古典廃止論」についての動画(YouTube)で見た内容なんですけど




    最後の文、完全に同意です。
    少なくとも自分は、日本語で表現したい! 薄っぺらい表現ではなく。
    そのために、語彙力を鍛えないと……

    作者からの返信

    あるふぁさん
    コメントありがとうございます!
    小説は日本文化の継承という意味でも、大切だと、わたしは思います。
    グローバルというのは英語を勉強することではないと思うのです。
    きちんと、自国の文化や伝統を学ぶことも、グローバルなのではないかなあ。
    西洋人化することがグローバルではないはずです。

    ただ、西洋の資本主義の圧力は巨大で、だから実利主義になってしまうんだろうなあ、とも思います。
    経済の威力は、もしかしたら武力と同じように多文化を蹂躙するのかもしれません。
    これ、考え中のことです。

    古典は役に立たないかもしれません。
    経済的でもない。
    だけど、世の中から「無駄なもの」が一切なくなったら、非常に無味乾燥とした世界になると思います。
    大切なことは役に立たないものや目に見えないものの中にある気がします。

    日本語で美しく表現したいですよね。
    語彙も増やしたいです。
    読んで書いて読んで書いて、の繰り返し。


  • 編集済

    第2話 日本語が消滅するへの応援コメント

    ネットの影響がここまで…………

    漢字が「書けるけど読めない」みたいなことは、何度も経験してるけれど、「文章が読めない」は聞いたことがなかった。
    極端な例かもしれないが、一般的な文章を読めない人がいるのは問題だよな


    ①語彙力が乏しくなる は心当たりが……
    素晴らしい作品を誰かに勧めるとしても、上手く紹介できる自信がない

    作者からの返信

    あるふぁさん
    逆からお返事書いていて、すみません。
    「文章が読めない」人は一定数いると思います。
    「行間が読めない」人はもっといるような気がします。
    それから、精読出来ない人も。

    ところで、素晴らしい作品に出会っても、なかなかレビューをうまく書けません。
    「とにかくおもしろかったんだー!」みたいな、語彙力崩壊状態になります……。
    難しいですよねえ。


  • 編集済

    英語ができないよりできる方が良いっていうのは賛同できても、それは母国語である日本語ができてるっていう大前提があって

    人口が減って自然と衰退していくのは分かるけど、自ら衰退させていくのは……

    作者からの返信

    あるふぁさん
    そうそう!
    まずは、日本語だと思うのです。
    その上での、英語や他の言語だと思います。

    英語を日本の公用語にしたら、日本語はあっという間に滅びるように思います。
    なぜだか、英語の方がすごい! 英語話せるってすごい! と
    思っている人が多い気がするからです。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    ホントにそう思います。全く同意!
    今は論理国語と言語文化というものに分かれているのですね。
    何にせよ日本語は大事。文化を知るにも論理力を身につけるにも、語彙力がないと。そして、そこから無数の感情を身につけるのも大切ですよね。
    素晴らしいエッセイでした。
    ありがとうございましたm(_ _)m

    作者からの返信

    淀川神
    高校の国語の教科書から、小説は少なくなりました。
    小説から学ぶこと、多いと思うんだけどなあ。
    たとえば、失われた文化とかも。

    語彙力も、文章読まないと身につきません。
    実は、暗唱って大事だと思っています。
    いつかすとんと分かる日が来る。

    読んでいただけて嬉しいです。
    ありがとうございました!

  • 第2話 日本語が消滅するへの応援コメント

    自分の中でも衰退しているのを自覚します
    先日、三十代の頃に仕事で書いた自分の文章を読みました。キレている。キレキレすぎる。この頃の自分の文章のぬるさときたら……。
    落ち込みます(笑)

    作者からの返信

    淀川神
    私の場合ね、仕事で書いた文章がほんわかしているんですよ。
    えーと、昔、社内報作ったり雑誌の編集したりしていたので
    「多くの人に読み易い文章」をずっと書いていたのです。
    そんなわけで、こんなほんわかした軽い文章にΣ(゚д゚lll)ガーン

    ああ、重厚な文章に憧れる……!!

    淀川神はきっとキレキレの文章書けると思います。
    いいなー


  • 編集済

    第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    日本語って繊細だからこそ、難しいんですよね
    努力した分だけ見合った結果を与えてはくれますけど

    トイレ一つとってもバラエティに富んだ表現があって、面白いとは思います

    あんまり語彙が多過ぎるから学ぶことを放棄する人もいるのかな、と思いました

    作者からの返信

    縁田 華さん
    お返事が遅くなってすみません!

    日本語はとても独特で素晴らしい言語だと思います。
    おっしゃる通り繊細で。
    この文字の感覚を、外国の方が身につけるのは難しいと思います。

    トイレ、お手洗い、化粧室、「お花摘み」(笑)、
    かわや、便所、
    どの表現を使うかで、人となりが出たりします。

    語彙が多いのはやはり、きめ細やかな表現を求めているからかなあって思うのです。
    わたしは日本語が大好きです!

  • 日本語には日頃から苦労させられていますが、日本語特有の美しい表現もありますから、無くならないで欲しいです

    作者からの返信

    縁田 華さん
    わたし、日本語大好きなんです!
    好きが高じて和風ファンタジー書くほどに!!
    (異能力は文字の力!)

    日本語も、日本の文化も大好きです。
    ほんとうになくならないで欲しいです。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    カクヨムのオススメからお邪魔しております。

    おっしゃる通りです。
    もっと日本語を大切にして欲しいです。ひらがな、漢字、カタカナを自在に使いこなせるすごい言語なのに……。
    色の名前だけでもたくさん素敵な色名があって、それこそ「エモい」のに、疎かにされる事が悲しいです。

    ただ、最近の子は時間に追われ過ぎていて可哀想です。
    動画や映画も2倍速、音楽の間奏はスキップするそうです。
    本当に心配になります。

    作者からの返信

    たい焼き。さん
    最近の子どもが忙し過ぎる、というのは本当です。
    気の毒ですよね。
    だから「タイパ」っていう発想になる。
    エンディング、飛ばさないで―!
    っていっしょにアニメ見ながら思います。

    思考力を養う、
    と言いながら、量を書くことを要求したり、
    或いは、教員が喜ぶようなことを書かねばいけなかったり。
    なんじゃそれは、とも思います。

    もっとこころを自由にしてあげてほしい。

    日本語を大切に思う気持ちを、小学校から教えて欲しいです。
    英語が出来る方がすごい
    という発想を刷り込まないで欲しい。
    自国の文化を尊重出来る人間になって欲しいものです。

    色の名前、いろいろあっていいですよねえ。
    『色の名前』『中国の伝統色』をぱらぱら見るのが好きです。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    久しぶりに岡潔先生のお名前を聞きました。(中高生の頃、寝室に転がっていた『春宵十話』(当時のベストセラー)を繰り返し読んでいました。田舎で娯楽が少ないのも良いことだったかもしれません。)

    どんなに「外国語」を学んでも、その人の母語のレベルを超える言語空間は構築できないように思います。

    みなさんご指摘の通り、昔から「会話系」日本語と「読み書き系」日本語の二つの系統がありますが、前者だけ使える人(幼稚園児等)と両者とも使える人(「文明化」された人?)に大別されるようです。前者が社会の多数派(主流派)になったとき、「民主的」な手続きによって、一つの文明がその役割を終えて衰退していくのだろうと思います。

    作者からの返信

    無名の人さん
    わたしが持っている、分厚い『岡潔』に「春宵十話」、あった気がします。
    言葉がきれいで、わたしは彼の言う「情緒」がとても好きです。

    母語が作る世界観は大事です。
    母語を基礎にして、外国語を覚えていくとよいとわたしは思います。

    つまり、英語が日本語に優先されるのではなくて、
    日本語をしっかりしたうえで、英語を学ぶべきだと思います。
    だって、日本人なのだから。

    会話系が主流派になったとき、文明が衰退していく。
    今まさにそういうときのような気がします。

    ただ、今終わるわけじゃなくて、衰退に向かっていく、その分岐点にいるというか。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    こんにちは。
    金子光晴の詩集『人間の悲劇』をネイティブで味わえることに、なんと幸せなんだ、日本人でよかったと感じたものです。
    おみくじは、言霊を宿らせないといけないので、わかりにくい美しい言葉で書いてあってほしいです。
    SNSなどは、陳腐で軽い言葉が多いですが、だからこそ集積して、それぞれの心の呪詛や救済となるのではと思ってます。
    たぶん、これからはますます言葉が軽んじられる時代が進むと思うので、だからこそ、過去の美しい日本語で書かれた書物が、未来の一部の若い日本人の救いにならばいいなと思います。

    作者からの返信

    @shichuanさん
    コメントありがとうございます!
    わたしは源氏物語を読むたびに美しいなあ、と思います。
    最も草書体は読めませんが(笑)。
    それから、万葉集が好きで、万葉集を読んでも、日本人でよかったなあ、と思っています。
    詩集では茨木のり子が一番好きで、中原中也も好きです。
    好きなところだけ拾い読みしています(だからやはり、紙の本でないと!!)。

    おみくじは古き良き日本が体現されたものであって欲しいですよね。
    あのままであってほしいです。

    言葉が軽んじられるのは、悲しいですね。
    言葉を大事に生きていきたいです。

    物語は誰の救いになったりすると思います。
    ずっと読み続かれているものも新しいものも。
    未来の誰かの救いになりますように。


  • 編集済

    第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    とても面白く興味深い内容でした。
    私も常々、何かのときに主張してきたことがあります。それは、日本語は難しい言語であり、この国に生まれ育ったら自然に身に付くような簡単な言語ではないということ。
    日本語は学ばなければ身に付かないのです。
    『喋る』『会話をする』は本人が出来ていると思えば、周りがどう判断するかはともかく、まあ、出来ているということかもしれません。
    でも、時代劇でも時々耳にする「オレは読み書きはできねえんだ」そう、読み書きは寺子屋で学ばないとできない。昔から日本語はそうなんです。
    学ばなければ身につかない。
    おそらく小さい頃からスポーツばかりやってきたスポーツ選手が海外で普通にやってるじゃないですか。必要にせまられたら大人になってからでも外国語は喋るレベルになれるんですよ。
    だから、日本語を大切にしたいです。
    長々とすみませんでした。

    作者からの返信

    KKモントレイユさん
    日本語は音の数が少ないので、話すことは簡単かもしれません。
    だけど、「書く」「読む」となると、長い時間と努力が必要です。
    「色彩」「いろ」「カラー」
    全部ニュアンスが違いますよね?
    或いは敬語の感覚も、難しい。

    語学は必要に迫られたとき、自ら努力しないと身につきません。
    わたしはそう思います。
    だから、それまでは、つまりは小学生までは、もっと日本語をきちんと教えて欲しいです。

    でも!!!
    先生が間違えるんですよーーーーーー!!!!(叫び)
    (ぜいぜいぜい)

    だから、わたしは、教員の給料をもっとあげて、教員の質の向上に努めて欲しいです。
    それから、小学校から教科担任制にして欲しい。
    小学校で間違いを教えないで欲しい、ほんとうに。
    心からのお願いです。
    お金をばらまくのではなく、政治家が、きちんと頭を使って運用して欲しいです。

    「国語」に関しては、たぶん「要約」を取り入れるといいのです。
    でも、その教材すらありません。
    ついでに、教えられる人間もほとんどいません。

    それから、もっとお話をたくさん読んで欲しいなあ。
    学校で。
    「朝読書」もとてもいいと思います。
    「図書室」がなくならないことを、祈っています。
    (教室がないから、図書室をなくそう、ということがあったのです。)


  • 編集済

    第2話 日本語が消滅するへの応援コメント

    これはリアルで危機感覚えてます。
    特にSNS系。
    うちの子供も使うので、その都度徹底的に訂正させてる。
    絶対使うなというレベルで。
    ネットスラングは本当に現実を侵食しすぎてる。
    言葉遣い自体が非常に危うくなるのもあるし。場合によっては本気で怒ってます。

    昔は文字だけだったのが、いつの間にか動画によってそれが音声化されているんですよね。
    それで、言語それ自体を侵食してるのはあると思います。

    [追記]
    あ、すみません。使わせないように言うのはSNS系の言葉遣いです。
    さすがにSNS使うなは無理。
    私もYoutube稀にやってるゲームの公式見るくらいで、LINEはアカウントすら持ってないんですよね。多分今時珍しいのでしょうが。

    作者からの返信

    和泉将樹さん
    うちは「使うな」はもう無理だから、使わせています。
    LINEはあれ、だいじなコミュニケーションツールなんだよね。

    個人的には使い分けが出来ればよいかと思います。
    ゲームをするのもやめられない。
    でも、やるべきことやっていればいいのではないかと。
    ゆるいです、きっと。

    変な日本語使うと、わたしに「それはどういう意味?」と問い詰められます(笑)。
    動画はね、ながらで見ているみたい。

    実はわたし、YouTube、ほとんど見ないし、
    LINEもしていないの。
    どうも好きじゃなくて(笑)。

  • ……おみくじのその発言はちょっと衝撃ですね……あり得ない。

    ただ、私も英語では苦労した人間だし、英語ができるようになるための施策は賛成かなぁ、とは思います。
    小学校から英語をやることに対する是非はまた別ですが。
    実際、海外に行ったら翻訳ツールが役立つかと言えば、そんな落ち着いて話せる状況ばかりではない。
    英語の警告が分からなくて日本人が殺害された事件が過去にありましたが。

    ただ、確かな言語能力があっての第二外国語だとは思いますからね……。
    文章を読まない世代というのはマジで怖いわ……。

    作者からの返信

    和泉将樹さん
    おみくじの件は忘れられません。
    (゚Д゚;)(゚Д゚;)(゚Д゚;)ってなりました。

    英語はねえ、とりあえず英語圏に行くといいと思います!
    あれ、耳から覚えるんだよね。
    音声言語。
    日本語は高低アクセントだけど、英語は強弱アクセント。
    アルファベットは音素記号。
    そういう、言語の違いから教えるといいのになあ。

    翻訳ツール、ときどき変ですよね?(笑)

    文章を読まない世代、動画世代は怖すぎます。
    ええ、ほんとうに。


  • 編集済

    第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    言語が文化を形成すると思っていて、これにより昨今の効率化、簡略化された日本語によって「今までの日本」とは異なる「新しい日本」の文化が形成されていると思うと、日本語が消滅するという見方も出来ますが「変化する」という見方もできるのではと思いました。

    もちろん、今まで使っていた日本語が変化して無くなっていくとなるとその時代の日本を生きてきた人々にとっては受け入れがたものがあることは充分理解できます。
    高校生の自分ですが、自分も周りも使うべき日本語と最近の言葉(若者言葉)をTPOで使い分けてはいるのでまだそう悲観すべきでは無いのかな?と思ったりします。


    それと日本語が英語に侵されているような表現が世間では多々使われていきていますが、それもカタカナという日本語があるからできるものではあるので、ただ日本語が失われていくと感じるだけでなく、英語をそのままカタカナ表現にできる日本語ってすごいなーとか思ったりしてみたり、、、、。

    追記 : 執筆者さんが体験した最近の若者の日本語についての具体例は自分(高校生)でもドン引きするレベルなのでほとんどの人はそこまででは無いことを一応言っておきます。

    作者からの返信

    三月さん
    リアル小学生、中学生、高校生に接する機会があるので、
    みんながみんな、用例のようではない、
    むしろ、みんな真面目に一生懸命生きているっていうことを知っていますよ。
    ほんと、みなさん健気に頑張っている。

    言葉は変化するものです。
    ゆえに、いわゆる「若者言葉」が生まれることや言葉の使われ方が変化すること自体は、悪いことだとは思っていません。

    ただ。
    この英語偏重な教育や受験体制と、「ヤバい」一語で済まそうとする様子を見ていると、「日本語が消滅する」というのも、あながち絵空事じゃないなあって思った次第です。
    とりあえず、教育の中で小説を読む機会が減ったのは、実に悲しい出来事であります。

    言語が文化をつくる、というのはその通りだと思います。
    だから今は新しい日本が作られているなあ、と感じます。
    未来を生きる人たちが作って行けばいいと、わたしは思います。
    「昔はよかった」というのはあまり好きではありません(笑)。
    あ、でも、明治の文学が大好きですが。
    (でも今のアニメや漫画も好きですよ。)

    若者は一生懸命頑張っていると思っています。
    大変な時間を「空気を読んで」生きている。
    だから、言葉遣いもきっと場面に応じて変えているのですよね。

    日本語は外国語をうまく取り入れ加工することがうまい言語だと思っています。
    片仮名にしてそのまま受け入れている。
    わたしが気になるのは、「意味もよく分からず使っていること」です!
    漢字ならば、漢字からある程度意味が類推できるのに、
    片仮名だと、そうはいきません。
    だけど、わりにみんな不正確なまま使っている。
    そういうのがとても気になる。

    新しい片仮名語に接したとき「それはもう一般的な言葉なの?」と周りの人に訊いてしまいます。
    周知され認知された言葉なのかどうか。
    その線引きが実にあいまい、というか、ない気がします。
    そして、よく分からないまま使っている。
    そこがもっと是正されるといいのにな、と思います。

    そして、「日本語より英語」っていう考えだけはやめて欲しいなあ。
    もっと母語として大切にして欲しいものです。
    もしかして、英語コンプレックスは、年配の方が多く持っているかもしれません。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    カクヨム世界にいると、現役小中高生の若い書き手が多くの作品をいきいきと発表されていて、すごいなあといつも思っています。カクヨムの外側の現実が見えてないんだな自分、と感じつつ、他国でも同様の現象が起こっているのか気がかりです。根拠はないのですが、直感的に、これはグローバル規模の変化ではないか? という感覚に陥っています。
    自分の気持ちを的確に言葉に変換して相手に伝える、という作業が一筋縄でいかないことは、少なくとも恋愛を経験した人はまがりなりにも体験してきていることだと思います。これからの世代は、どんな恋をして、どんな友情を結んでいくのでしょうか。心もとない部分がありますね。
    文章を介するより、動画の方がはるかにインパクトが強烈です。「3S政策」の「スポーツ、セックス、スクリーン(今ならSNS?)」がまさにそうで、刺激の強いコンテンツを為政者が意図的に大量に流せば、この世界がどうなってしまうか、考えるだに恐ろしいと感じます。社会の多忙化・貧困化がもたらす余裕のなさが、言葉を育む「温かい会話」を人々が共有する機会を奪い、ことばの衰退に拍車をかける。
    どうやって抗っていけばいいのか、茫然としております。貴重な問題提起ありがとうございます。

    作者からの返信

    野栗さん
    グローバル規模での変化。
    そうかもしれません。
    動画もSNSも、日本だけのことではないですからね。

    ただ、日本語は「文字言語」としての特質を備えているので、
    動画やSNSへの依存は、日本語のよい面を損なうのかな、
    と思ったのです。

    小学生、中学生、高校生。
    このときにしか書けないものを、瑞々しい感性で書いている方は多くいらっしゃると思います。
    大人の小手先のようなものではなく、フレッシュなもの。新しいもの。
    わたし、もし、中学生だったら、ずーっとカクヨムしていたように思います(笑)。

    恋愛に関してはいろいろ思うことがあります。
    何かの調査で(出典忘れました、すみません)、20代の半数が恋愛経験なし、というデータがあるそうです。
    恋愛って、人間の心のやりとりで、一番深いところまで行くものだと
    わたしは思うのです。
    その恋愛をしないまま、一生を終えたり
    或いは、恋愛しないまま結婚したりする人が半分いるっていうこと。
    どうしてだろう?
    ということは、うすらぼんやり考えています。

    みんな、いろいろ疲れてしまっているんじゃないのか、とか。
    深く感情の奥に行けない。
    それは見てはいけないことになっている気もします。

    今は格差社会ですよね。
    少なくともわたしはそう思っています。
    だからこそ、公教育がしっかりするべきだと、わたしは思うのです。
    全てを家庭に押し付けるのは間違いで(お金をばらまくとかね)、
    そうじゃなくて、教育をもっときちんとして欲しい。
    その中で、言葉も育まれると思うのです。

    でも、恐ろしいことに、小学校で映像流すんですよ~
    怖いです。
    映像が悪いとは言わないけれど、まず、流す内容が大事。
    そのあと、きちんと話し合うことがないと、映像を流す教育的意味はないです。
    だけど、「めんどくさいから映像流しておわり」みたいなことが実際にあると思っています。

    教育の問題も語ると長くなるので、ここでおしまいにします。
    日本語に誇りをもって、そして、出来るだけ正しく美しく使おうとする人が増えるといいなって思っています。
    それは心を育てることにもなると思います。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    面白かったです。とても素晴らしかった。

    日本語の乱れ、などと言ってしまえばひどく簡単ですが。
    それだけでは済まないと危惧するお気持ちもよくわかります。

    それとは別に。
    自分の子どもたち世代はすっかり動画や呟くエックスなどにドハマりしてます。
    子供の同級生たちが、「国語の勉強の仕方がわからない。成績が上がらない」と悩んでいると聞くと、そうなのかなぁと思ったりもします。
    それはそれで時代の流れなのかなぁと思ったりもしているのです。
    言葉は生き物。変化するもの。
    その変化は退化かもしれないし進化かもしれません。
    美しいかもしれないし、醜いかもしれない。

    ただ自分個人としては、美しい日本語に魅力を感じる自分で在りたいと思いますね。
    未だに小説などを読んでいて「この言葉、知らないな、どういう意味だろう」と思って調べる。そして自分も書いて使ってみたいと思う。
    そういう自分で在りたいです。

    長くなってしまってすみません。
    とても興味深いと思ったのでつい書いてしまいました。

    作者からの返信

    ちわみろくさん
    コメントありがとうございます!
    長いお返事になってしまいました。

    言葉は変化するものなので、大人世代が「乱れ」と思ってもいいと思うのです。
    でも、これは「乱れ」というより、「消滅の第一歩」かな、と思いまして。
    なんだかみんな、「英語を話せるほうがいい」と思っていませんか?
    それって、おかしいよって思うのです。

    「国語の勉強の仕方が分からない」とはよく聞きます。
    まずは、漢字を覚えましょう、と言います。
    それから、文章を精読しましょう、と。
    精読とは、具体的には「大事なところに線を引きながら読むこと」です、
    と言っています。
    精読出来ないから、みんな困っているのだと思います。

    だからね、ほんとうは小学校のときに「要約の練習」をするといいと思うのです。
    でもしていないし、実は先生も出来ない。
    月に2回でも、600字を200字に要約する授業すればいいのになあ。
    真面目にそう思っています。

    本を読んでいると、好きな表現が出てきます。
    だいたいメモを取ります。
    いろんなところに書いています。書く時間がないときは、ポストイットをつけます!
    今回は蛍光ペンで線をひきました。

    分からない言葉も調べます。
    出来るだけ、正しく使いたいから。

    わたしも、美しい日本語を使える人間でありたいです。
    英語よりも。
    まずは、親のこういう意識が大事かな、と思います。
    親が「日本語よりも英語!」と言い出したら、日本語の消滅が始まると思います。

  • こんにちは!
    そうなんです。
    日本は敗戦国なんですよね。
    戦後占領政策などの影響もあるかと。
    アナウンサーが
    マッカーサーげんすいをマッカーサーげんしと言ったり
    身近にはホーホー語とかファミコン語がありますね。
    僕は昔から国語が好きなんですけど
    僕も現状は悲しいと思っています。
    (^^)

    作者からの返信

    崔 梨遙さん
    日本は敗戦国で、西洋の資本主義を崇めている気がします。
    最近のアナウンサーって、間違いが多くないですか?
    NHKしか見ていないのに、「???」となることが多いです。
    プロならちゃんとして欲しい。

    終戦記念日じゃなくて、敗戦の日だなって思うんです、
    わたしは。
    記念日ってなんだろう?

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    言葉って大切ですよね。
    だからこそ、書くのも話すのも難しいです。
    気持ちをちゃんと伝えられる事が大事だと思うと、言葉の使い方は私にとっては二の次だったりします(*>ω<*)デヘヘ
    書き手としてはどうなの? って感じですよね。
    えへへへ。

    作者からの返信

    浬ちゃん
    言葉、大事!
    たぶん、カクヨムのみなさんは、とても大切にしていると思う。
    気持ちを伝えることが一番ですよー!
    その伝え方で、すごく悩んじゃうのです。
    どのように伝えたらいいか。
    きっと、伝えるように書けたのなら、それでいいのです!!

  • 第2話 日本語が消滅するへの応援コメント

    SNSは本当に言語抹殺マシーンですね😓
    自分でも書いていて思います。
    少ない字数で効率的に伝えることを主眼に据えて文章を構築するので、これだけでやり取りしてると、本当に簡略化こそ正義のような言語体系になってしまう。

    色々な側面で、ジワジワと、ひっそりと、グローバルに民族浄化は進んでいる気がします。

    作者からの返信

    深川我無さん
    グローバルって、本当は民族浄化とか統合じゃないと思うのです。
    でも、そういうニュアンスで捉えられていることが多い気がします。
    西洋文明バンザイ! な、この世界。
    どうにかなりませんかねえ。

    実はわたし、LINEしていないのです!!!

    だけど、息子の様子を見ていて、そんなふうに思いました。
    短いコメントで返す! 絵文字で応える!
    いやはや。
    簡略化の定型文が作られてしまうわけです。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    時短だのコスパだのっていう社会を作ったのは今のオッサンたちだよねぇ。
    その結果、情緒とか美しい日本語はなくなったんだと思う。
    季節を楽しむ余裕すらなく、空を見上げることもなく生きてる。
    画面じゃなく、生で見ないとねぇ……
    心の余裕も時間の余裕も(懐も?)なさすぎるよなぁ。

    作者からの返信

    とうりちゃん
    時短とかコスパってさ、西洋から入ってきた資本主義の思想だと思うの!
    そこんとこ、考え中です。
    効率化ばかり言っていると、情緒はなくなる。
    情緒って、大事だと思う。
    季節を楽しむのも、星を見るのも。
    風を感じるのも、緑の色の違いを見るのも。

    心と時間と懐の余裕って、大事です!

    ところで、『誰かこの状況を説明してください』っていう漫画を読んだんだけどね、なんとなくとうりちゃんのことを思い出しました。
    実家を援助してもらうために契約結婚したヒロインがね、愛人からヒロインに心を傾けた旦那さんに「え? 旦那さんのことは好きでもなんでもないですよ」とか言ったり、旦那さんがいない方がいい! とか思っていたりするの。
    でも、あれ、「溺愛」カテゴリー(笑)。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    日本語に限らず、世の中はすべてが「効率化」されている傾向にありますよね。

    ・小説や論文なんて、過程はいいから結果を知りたい。まとめサイトで検索。
    ・2時間もの長い時間の無駄にしたくないから1.5倍速にして映画を見る。
    ・15分以上の動画すら長くてTikTokの30秒のショート動画ですべてを知る。

    翻訳の話も出てきましたけれど、AI技術の発達で外国語の境界すら無くなりつつある今日。ある意味、「情緒なんてどうでもいい。伝わればいい」と共通の言葉でなにもかも括られてしまっている、と感じています。

    ただ、動画やSNSのすべてが言葉を衰退させると私は思っていなくて、
    YouTubeなどを見てて思うのが、見てて楽しいなって思う人って、
    「言語化」がとてもお上手です。

    誰かに何かを伝えるには、外国語や日本語に限らず「言語化」が必須であって、

    その過程でもう少しスパイスを加えるために、
    日本語がもつ「奥ゆかしさ」や「もののあはれ」の深みを知ってもらうことで、
    「日本語っていいなぁ」ということを次世代を生きる若者たちに感じてもらえるよう、
    言葉を扱う私たちが大切にして、伝えてあげることが重要なのだといつも思っています。

    幸いにも、それを気軽に発信できるツールがSNSであり、
    こういう小説投稿サイトなのかなとも思います。

    ということを西さんのエッセイを読んで感じました。
    とても勉強になる記事をどうもありがとうございました。

    作者からの返信

    月瀬澪さん
    そう、「効率化」とか西洋から入って来た思想も絡んでいると思います。
    ちょっとそのことは考え中です。

    映画を倍速で見たら、「間」が分からないだろう、と思います。
    が、
    実はわたし、海外ドラマも映画もアニメも、すべて「ながら」で見ているので、大きなことが言えませんΣ(゚д゚lll)ガーン
    ごはんを作る時間は意外に長いのです!!

    ただでも、海外ドラマなんか特に、リズムで「今のは犯人じゃない」とか、物語展開の時間で分かったりもします。
    こういうのは、倍速で見ていたら分からないんじゃないかなあ。
    まとめは、その物語の概略は分かるけれど、「味わう」は出来ませんよね。
    味わう、感動する、心が掴まれる。
    それはやっぱり、物語の内側に入らないと難しい。

    「伝われば何でもいい」
    この主語は「おおよそのことが」だと思います。
    深い感情とか正確さはないように思います。
    「なんとなく伝わればいい」
    でも、なんとなく じゃないところに、心のだいじな種があるように思います。

    動画やSNSが悪いばかりではない、とは思います。
    便利だし、おっしゃるように言語化が得意な方もいらっしゃる。
    ただ、それで言語を習得しようと思うと、大変危険だとは思います。
    (まあ勝手に覚えてしまうのですが。)

    だいじなのは、動画やSNSばかりでなく、
    きちんと物語に触れさせることかな、と思うのです。
    動画やSNSを排除するのは難しいと思います。
    若者にとって、だいじなコミュニケーションツールです。
    だから、排除するのではなくて、同時に本を読むといいのではないかなあ、と。

    わたしは「朝読書」はけっこうよいと思っています。
    「朝読書」をきっかけに本を読むようになる子は多いと思うのです。
    何でもいいから、物語を読んで欲しい(論説文でもいいけれど)。

    小説投稿サイトの役割は結構大きいのかな、と思います。
    ここで、物語を読む子もいるでしょう。
    もちろん、大人も。

    こういう文字の繫がりの中での文化の伝承もあるのかもしれません。

    「伝える」って難しいですよね。
    いつも、正しく伝えたい、と思っていますが、本当に難しいです。


  • 編集済

    第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    おみくじのエピソードはともかくとして、
    テレビ番組は局の意向や結論ありきの放送内容の場合もありますから、鵜呑みにしないほうがいいですよ。
    (劇団員に若者役をやらせたり、いろんな若者がいるのに恣意的にインタビューを抜粋して
     「最近の若者はなっとらん!」という印象操作で視聴率を稼ぎたいだけかもしれない)

    また、短い言葉をいろんな感想に使い回しすぎるのは今にはじまったことではなくて、
    たとえば平安時代の文献でも「をかし」「あはれ」多すぎだと思います。
    もし「をかし」「あはれ」などが感性豊かな日本人の精妙な感情表現の一部で、
    ほかに言い表しようがないから使い回しているのだとしたら、
    「ヤバい」「エグい」「無理」「エモい」なども、既存のカテゴリにあてはまらない新たな大枠の感情表現を示す言葉が生まれた
    (そして、大人世代には若者の鋭敏な感性が理解できない)とは考えられませんでしょうか?

    そして最後に、最近は物事のスケール表現を数字に頼りすぎるという話題についてですが、
    とあるドラッグストアでキッチン用洗剤の詰め替えボトルを買おうとしたときに
    レギュラーサイズの4倍の内容量を売り文句にしていた商品が
    ある時点から「4倍」よりも「特大サイズ」を大きく表示しだしたのを見て、
    「バカ向けになったな……!」と自分は危機感をおぼえました。
    「4倍」でもだいぶおおざっぱな表現だと思いますけど、
    宣伝文句に数字を使ってくれているうちは、お客さんの算数能力に期待してくれているわけですから、まだマシですよ。


    ところで自分は、カタカナの「シ」と「ツ」の書き順がめちゃめちゃです。
    親や教師から何度指摘されても聞き流し、
    最終的に「シ」「ツ」の形になっていればいいや、と学習をサボったまま大人になってしまいました。
    そういう意味で、自分はもう正しい日本語の書き方が分からないのです。
    いまさら勉強し直しても身につかないと思います。

    これからの世代には、こんな自分のようにはなってほしくないですね。

    作者からの返信

    ユウグレムシさん
    コメントありがとうございます!
    まず、テレビのコメントの件。
    編集されて、あれを流している段階で、そう見せたいんだなっていうのは分かっています。
    やらせもあるかな、とも。
    ただそれでも、「そう見せたい思惑」がある、ということに驚くのです。
    そして、そう出来てしまうことにも。

    短い言葉の使い回しについて。
    今はどうしても、単語のやりとりになっていると思います。
    「をかし」「あはれなり」はそれに連なる言葉あって、
    文末に形容詞である「をかし」や形容動詞である「あはれなり」が使われています。
    現在のSNSは文字数制限があるので、実に簡潔にやりとりしていると、わたしは思っていて、その中で連体修飾語も連用修飾語も消滅しているように思われたのです。

    ちなみに、古文には句読点(「。」や「、」)がないので、
    今よりもずっと、連綿とした文章だったんじゃないかなあ、と思います。
    学者の皆さんが、漢字を使ってくれたり句読点をつけてくれたり、
    はたまはた会話にはかぎかっこをつけてくれたことに感謝感謝なのであります。

    「枕草子」の冒頭は確かに「~~~~でをかし」が多いですね。
    それはその通りなのです。
    その中に「わろし」があるのがいいなあって思ったりもします。

    「ヤバい」「エグい」などなど。
    新しい言葉が生まれるのはいいのです。
    言葉は生き物で、変化し続けるものだから。
    ただ、何もかもに「ヤバい」で済ませてしまうのは、感情の鈍化になるのではないかな、と思います。
    それこそ、「ヤバい」!!
    わたし、「ラグい」なんて、おもしろいなあって思って聞いています。
    「エモい」も。
    日本語は、外国から入ってきたことばを加工するのがうまいですよね。
    その辺はすばらしい特色だと思います。

    詰め替えボトルについて。
    そのあたりは数量が大事なので、きっちりして欲しいですね。
    情緒がからむところは言葉による表現がいいな、と思うのですが。
    ちなみに!
    わたしは詰め替えを憎んでいます!!(笑)
    だって、めんどくさいじゃないですか!
    容器だって、ずっと使っていると汚れるし。
    誰だ、詰め替えなんて、発明したやつは!!
    とか思っています。
    何しろ、めんどくさがりなので(笑)!

    「シ」と「ツ」と「ソ」と「ン」はね、みんな悩みます。
    わたしは、こういう書きづらい文字や漢字は、言葉で話して覚えるといいと思っています。
    「シ」は、「よこよこ、下からしゅっ」、
    「ツ」は、「たてたて、上からしゅっ」、
    「ソ」は、「上から点、上からしゅっ」、
    「ン」は、「よこの点、下からしゅっ」
    って教えました。

    漢字もだじゃれで教えました。
    「自転車は転ぶ」「軽自動車は軽い」「半径直径と、軽自動車の横は同じケイと読む」
    とかです。


    読まなくていいのですが
    「漢字を〇〇で攻略せよ‼」
    https://kakuyomu.jp/works/16817330661145519453
    に、そういう漢字の覚え方を書きました。
    けっこう真面目に書いたのですが落選して、Σ(゚д゚lll)ガーンって顔になりました(笑)。
    (去年のカドカワつばさ文庫のに応募した。)


    よけいなことをたくさん書いてしまいました。
    長くてすみません!!

  • 私もそう思う‼️

    作者からの返信

    おもながゆりこさん
    ありがとうございます!!
    日本語大好きです!

  • 第2話 日本語が消滅するへの応援コメント

    胎児期に聞いた言語が一番心地よい!
    という実験結果があります。

    幼児期に聞いた言語で耳は作られてしまいますし。

    アイデンティティと言語。
    奥が深いですね。

    作者からの返信

    結音さん
    胎児期の話はわたしもどこかで読んだことがある気がします。

    アイデンティティと母語は大きく関わってきます。
    と、わたしは思っています。
    「自分が何者であるか」
    消してしまったのだけど、鷺沢萠さん(作家)は韓国がルーツだけど、韓国語が分からないという苦しみをエッセイで書いていらっしゃいました。
    言葉ってすごくだいじなんだと思います。
    人間の深淵に関わるように。

    以前「英語は話せるけど、表面的な理解しか出来ないから、なんか難しい」と言っている人がいて、それって結局国語の問題では?
    と思ったのです。

  • (あまり大きな声では言えませんが)
    小学校からの英語教育には反対です。当時から。
    英語嫌いを早期から(中学ではなく小学校の段階で)生み出すだけだと。(実際にそういう子達を何人も見てきていますし…)
    英語塾に通わせるより、本(絵本や児童書)の読み聞かせをしてあげたら?と、思うくらいに。

    作者からの返信

    結音さん
    小学校からの英語教育はあまり意味がないと思っています。
    第一に、中学校との連携がとれていないままの教育です。
    第二に、これが一番大きいけれど、
    「誰が教えるの?」問題です。
    教えられる人がいません。
    もっと自国語を母語を大事にして欲しいなあ。

    でも小学校の先生って、間違ったことを教えたりするんだよね。
    あれはなぜ?
    ああ、小学校のことを語り出すと止まらないので、この辺で。

    わたし、「朝読書」はいいなって思っています。
    少しずつでも読むようになってとてもいいです。
    小学校から英語をやっても身につきませんよね。
    自分で「やるぞ!」って思ったときにやらないと。

  • 第3話 情緒を育てる教育への応援コメント

    わかるわぁ。
    さっき子供が二人とも純米吟醸を「じゅんべいぎんじょう」って読んでて愕然としたもの。
    なるべく読み聞かせや小説を勧めてきたけど、動画見てることの方が多いもんね。
    動画の解説者も日本語間違ってることが多いし、それで言葉を覚えてしまうことの恐ろしさよ。
    あまりうるさく言うと「日本語警察」って言われちゃうけど、私はずっと美しい日本語を使っていきたいな。

    作者からの返信

    鳥尾巻さん
    わたしも日本語警察ですよー
    「それって、どういう意味で使っているの?」とかしょっちゅう聞いているし、「今の日本語は正しくないよね」とか言うの。
    気になるの!!!(笑)
    あ、だから、カクヨム内の作品も、あまりにも日本語がちょっと……
    だと、変なことが気になって気になって読めないのです。

    読み聞かせもたくさんしたし、小説も家にいっぱいあるけどねえ。
    動画で印象的な言葉を覚える恐ろしさよ……!

    わたしも美しい日本語を使っていきたいです。