第17話 ちょっと息ぬき
水曜日は
——とはいえ、いつも一緒に食べるわけじゃないしなぁ。
一緒に食事した同期の女の子は普段は営業にまわっているのだ。
——それに。
それに本当に自分は鷹田と関わりたくないのかといえば、それは違うような気がする。
——でも、彼を許すの?
許すって何よ。
初めから遊びだったのに、また都合のいい彼女にでも戻る気?
夢乃はまた自分の中で答えを出すと、ため息をついた。
——こうやってみんな終わった恋を忘れて行くのかな……。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます