国家の御紹介

獅子の心

中央の大地から少し離れた西の大地

そこにはフランドル国民王国という国家がある

数百年にも及ぶ戦火の中、かつて低地地方に位置していた国家を祖先に持つ国家は、その果敢な戦いぶりと、優れた外交手段によってこの地域を治めるに至った。

父なるライン川を越えて直ぐにゲルマン民族が居るなか、

彼等は独自の文化、独自の価値観を生み出した。

大多数を占める民族をフランドル人と定義し、あくまで其々の民族が一定の権利を持つとし、他国家でありがちな民族問題を緩く収めた。

しかし、あくまでも「王国」の立場を維持し続ける為、王は存在した。

が、その時代ももうすぐにでも終わりに向かい始める勢いである。

ルーシで皇帝が退位し、自由化へ進んだという事は、少なからず国内の反王政運動を活発化させる原因へと繋がった。

現在の国民王国は、一本のみの柱に辛うじて支えられている状況だ。

大陸最強の参謀を作り上げた一人の男、名の通り「槍」の異名を持つ男、アルバート・ファランクス

彼の軍政・内政改革によって国民は国民王国への支持を辛うじて保っている。

しかし、もしも再びこの大陸が戦火に包まれれば、この国は脆くも崩れ落ちるかもしれない.............

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る