局長の家は見た目は鳥居があった。中に入ると1人の獅子のような男がいた。「私の名前は筑紫獅弦「……ほう……お前が人間……そうか……人の姿をしておるのか……」と筑紫局長は言い、俺は

「はい」と答えた。局長は「そうか……、では、お前は人間の姿ではあまりよろしくない獣人の姿になれ」と言われたので、俺は「それはなぜでしょうか？」と質問する。「理由は2つだ。1つは戦闘のため、1つは君がここにいるには危険を感じたときに便利なためだ」とは言った。「獣人は戦いを好むからな……」

「わかりました、でもどうやって？」

と言うと、筑紫局長は「創造力を持つものほど強くなる……」と言い俺は自分の思ったものを想像した。そして、だんだん自分は獣人だと感じてしまう。どうやら変化ができたようだ。ここで

「できたらいいか、具体的には腕力、走力ははるかに人より上だ。さらに頭は我々の優秀さを引き継いでおる」と言いながら話していた。それから狐の耳がでてきて尻尾がピンと延びてくるのを感じた。「では、詳しいことは、そこの黒川宗一郎に聞くといい」といって俺は局長の家をあとにして、宗一郎の家に行った。「お前は……、変わったんだな、狐か」と宗一郎は言った。「狐の姿にしてみた。動物も好きなんだ」と俺は言った。「それで獣人化を会得するとはさすがだ……」と言われた。続けて、宗一郎は

「さてと説明させてもらうと、お前がどのくらい運動神経や武術の才能があるのか知らないからな、まあ、周一には、剣技を極めさせる……」