第4話 宗一郎の家族
俺は狐人、いや、宗一郎さんに連れられ、ある家に来た。家はまるで京都の町屋のようだった「ここが俺ん家だ」そう言われると
「お邪魔します」
と言い、俺は家に入った。すると、猫の女性が迎えてくれた。「帰ったの、宗一郎」そう言って近づいてきた。俺は「はじめまして、赤宮周一という学生です」と挨拶した。すると、宗一郎さんが
「こいつは俺の嫁だ。名前は黒川牡丹、猫系の獣人だ。」
俺は驚いた。「え!?結婚してるんですか!?」と聞くと、「そうだ、牡丹は人間で言うと20代後半だ」と説明してくれた。「牡丹、周一にこの世界について教えてやれ、俺は仕事に行く。」と言い、宗一郎は仕事へ行った。
俺は牡丹さんにこの世界について教えてもらった。この世界は獣人が住む街の一つ、深華街らしい。ほかにも白海街、鸞陽街、嵐栄街がある。
俺は牡丹さんに
「俺は人間です。でもなんでこの世界に?」と聞くと、牡丹さんは
「それはわからないわ。でもあなたはここに迷い込んだのは何かの縁ね。蒼獣組に所属できるか聞いておくわね」といって、電話にかけている。「よし、周一さん、蒼獣隊に入れるらしいわ、あなたは局長に会いに行きなさい。」と牡丹さんは答えた。
俺は「ありがとうございます、しかし、蒼獣組って何ですか?」と聞くと「武術館兼準警察組織よ」と言った。俺は少し悩んで
「よし、分かりました。行きましょう」と言って歩き出し、局長に会い行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます