第3話 黒川宗一郎
「なんだ、ここは?」
俺はそう呟いた。俺が今いるところは、繁華街だが人々の容姿がおかしい。人々の顔が動物のような顔をしていたのだ。「おい、止まれ」
そう喋っている声が後ろから聞こえ、振り向くと俺の前に狐の顔をした人が立っていた。手には刀を持っている。俺の知っている表社会ではなさそうだ。俺は狐の人に掴まれて
「お前、何者だ?人間か?」「お前こそ何者だ!?人間か?」
狐の人は「ここは深華街、獣人が住む街だ。あとは幻獣、機械も住む、お前ら人間の街と対をなす都市だ」
と自分は言い、自己紹介を始めた。「俺の名前は黒川宗一郎という」と自分に自分の刀を向けた。
「……ほう……」
自分はすかさず俺も名乗る。
「俺は赤宮周一。」
宗一郎さんは
「ほう……、お前、人間だろ?なんでここにいるんだ?」
俺は
「俺は帰り道に裏道を通ったらここにきた」と説明した。
宗一郎さんは
「そうか……、じゃあ、俺についてこい。ここは人間の住む街じゃない。獣人の住む街だ」
と言った。俺は
「わかった」
と答えついて行った。
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