ストーリーはとても面白い、と思う
- ★★★ Excellent!!!
全体のストーリーはとても面白いと思います。
でも色々、本当に色々と気になる事が多いかなぁ。
王族に起源を持たない貴族の最高位として扱われることが多い侯爵とその夫人が日常的に店頭に立ってたりする世界観とか。
侯爵家の当主が愛人のお買い物を個人資産で賄えなくてお店…それも本人の管理してる店じゃなくて親族の目が入る他店?のお金に手をつけてるような事業や個人の金回りの規模とか、当主(笑)の一族内での地位とか。
全体的な表現方法とか。
最近だと、隣国の侯爵で商人をしている人に正妻と後妻が5人いるっていうのがあって、後妻って初婚時の妻と死別したり離婚したりした時に娶る正妻では?と思ったら、
その後は隣国の商人、隣国の商人と言われてて侯爵であることより商人であることが重要なんだー…となったり、とにかく次から次に気になる表現がでてきます。
でも不思議とその気になる事を我慢して、色々目をつぶって読み進める気になるんですよ。
だからよっぽど自分にはストーリーが面白いんだろうなぁと思っています。
2025/01/07追記
完結おめでとうございます。
が、最後!せっかく完結なのに!
「旅立って行った…昔、パルリス家で起きた悲恋を繰り返さないように女性はソフィアの部屋に鍵をかけた。」
『…』だけで小さな女の子に旦那ができるだけの時間が経ってるのがとてももったいない!
ちょっと『。』つけて、2〜3行の改行をして段落分けるだけでいいのに!
というところに引っかかって読了感がどこかに行ってしまいました。