第32話 新政府討伐作戦①

 秋と優愛はその日の出ごとを全て兵役学校に伝えた、廃墟に職員が向かったそうだが証拠は不十分だそうだ。

 そして奏は職員会議に呼び出された。そこで一人の男と出会った。

「僕の名前は西村雷斗です、これから捜査で一緒になると思うからよろしく」と言われる。

見た目は長めのセンター分けで少し整った顔が特徴だ

奏もつられて「よろしくお願いします」というが雷斗の下手にでてくる様子があまり好みではなさそうだ。

 そこからはひたすら都内へと向かっては張り込みと調査を繰り返すばかり、体に疲労感すらも覚える。奏は雷斗とペアで行動しているが、雷斗は至って普通の温厚そうな男で大人としての立場でいろいろなものを奢ってくれた、そしてだんだんと打ち解けていく。他にも柊舞は要とペアを組んで行動しているらしい、今回はとても気合の入っている事がよく分かる。

 そしてビルがたくさん並んでいる中、雷斗は「一旦あのビルの屋上で休憩をとらないか?」と言ってくる。

なぜか分からなかったがついて行ってみることに屋上に着くとコーヒーを渡された

「ここは僕の前の職場でね、今はもういないけど昔友人とここでこうやってコーヒーを飲みながら休憩してたんだ」と悲しそうな表情で空をみながら語っていた。

そんな事を話していると屋上の扉が開く音がした。不穏な音が聞こえると大柄の男が出てくる。

 奏と雷斗は特に変わったこともなく無視し続けていると大柄の男は雷斗の事を突き飛ばしてビルから落とす、間一髪奏は雷斗の手を掴んで引き戻す

すると大男はこう言う「俺の名前は矛、強きものと戦う者だ」

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