第20話 隣の学校調査

 朝起きたら麗央から着信が来ていた。「麗央先生どうかしました?」と聞くと、「あぁ折角の停学だし、いっちょ潜入調査とかしてみない?☆」とか言われちゃって現在転校生として兵役学校の隣の聖王高校に来ている。ここは遊人と戦った場所だからある意味思い出深い。教室に入ると、1年A組に案内された。まぁ一応転校生だから名乗って置かなければならないし、名前を名乗る「水嶋奏です。よろしくお願いします」席は1番後ろの窓際だ一応最高の席で隣を見ると。驚いた、ロングでもショートでもない髪型に凛とした顔立ちと佇まいで目を離せないような美しさだった。隣の席の女子が良いとここまで楽しくなるようなものなのかと思いながら授業をした。

下校時間になり廊下に出て帰る準備をしていると、視線を感じる。隣の席の女子が何故か壁に隠れてるつもりだろうけど全く隠れられてない様子でこちらを見てくる。なにか用があるのかと思い。近づいてみると「私の事覚えてる?」と言われてしまった…


          魔人側

 「今日は集まってくれてありがとう魔人の諸君、特に特級魔人が2人も来てくれた事に驚きを隠せないよ」とイケメン風の男は言った。魔人達はなぜかなぞの会場に集められ会議をしている。まるで大学の講義のようだ。イケメン風の男は話し始める「僕達の目的はイブの復活だ、そのためには魔人の王の完全復活も同時に必要になる、そのために今後の作戦を思いついたので発表する。我々魔人は3日後に聖王高校を襲撃しイブの奪還をする」とイケメン風の男は言い残し会場を後にするのだった。賛否両論が渦巻く座席の中で一人仮面を被った男が言う。「来ないやつは今死刑だ」と、皆恐れ慄き全員参加となった。

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