第15話 特級魔人

 又賀麗央の出張は日常茶飯事だ。学校周りは魔人の出現は基本少ないので、都内に出て魔人の探索とまたは特級魔人を捕まえた際に監獄での収容と面会を行っている。今日は麗央が運転する黒の車が川沿い付近で止まる。目の前には特級魔人がいる。見た目は3つ目で少し肉付きが良い恐らく知能も発達しております話すことも可能だろう…「ここで何をしているんだい」麗央が言うと、「まさか貴様兵役のものか」と問われる。「あぁ、そうだ現代最強の又賀麗央だ」と言うと。言った瞬間川の水が氷の刃となり麗央を襲いかかる。そのまま特級魔人は名乗る「我が名は氷河、貴様を殺すものだ」と麗央はそんな事に気にせずに体でリズムを取り全ての攻撃を避ける。麗央は内心思っていた。相手の奥義をみてから収容したいと…氷河は唱えた「凍」その瞬間周りのもの全てが氷として固まり、車や麗央も全てが固まってしまった。その瞬間麗央から半径3mほどの氷が溶けていく。「君がどれだけ頑張ろうと僕には追いつけない」麗央は言った。そして唱える「零」

その瞬間氷河の動きが全て停止し、固まっていたものも全て元に戻り氷河は収容されるまでの間体を動かすことができなかった。「今日も出張疲れたぁ、久々にクラスの3人に会えるよ」と独り言を呟きながら車を走らせるのだった。

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