妄想的夏休みの宿題

19日目 読書感想文

　8月28日　天気曇　そして強風

　衝撃の告知を受けて本日、読書感想文に取りかかる。

　まさか夏休みが8月で終わるなんて。9月から始業式だと思ってたよ。

　今日は読書感想文を書くことにした。

　僕が選んだ話はこれ！！

「ドキッ！妄想的夏休みの宿題はエンドレス・サマー」

　作　ろくろあ

　ネットのカクヤムのサイトにあったお話だが、これがぶっ飛んでる話だった。まぁ、常識の範囲内だが。

　まず、登場人物の回りに居る人が素晴らしい！

　僕を中心に変な夏休みの宿題のプリント作る先生。奇想天外なおじさんに、不思議ペットの話。途中から終わらない夏休みの話と続きが気になるものだ。

　僕の周りにも米子先生やヤギさんが居るけど、ろくろあさんの書いているお話に比べたら、常識的だ。

　さて、書くとするか！

「ドキッ！妄想的夏休みの宿題はエンドレス・サマーを読んで」

　僕がこの話を読んで、お話を妄想することは何て自由なんだと思いました。個性的な先生。もしこんな先生が居ても、今は誰も優しくしてくれません。すぐにクレームが来るのでしょう。

　お爺ちゃんはかくれんぼなんてしてくれないでしょう。

　インコは喋るけど、すらすら喋らないし。その点、妄想して現実に起こせるこのお話はとても自由だと思いました。

　僕もいつか自分の話を作り、自分の先生の米子先生やヤギさん、三日坊主の話などを作りたいと思いました。

　よし！読書感想文終わり！！

　僕はできた宿題を眺め満足していた。

　ちょうどその時、おかあさんが宿題は終わったのかと聞いてきた。

「大丈夫だよ！おかあさん。今読書感想文も終わったよ」

「そう？今年はちゃんと宿題をしているのね」

「そうだよ！米子先生のプリントも孝先生のプリントも終わったよ」

「……ねぇ、あんた。米子先生とか孝先生って誰？」

　妄想的夏休みの宿題

　19日目　読書感想文

「ドキッ！妄想的夏休みの宿題はエンドレス・サマー」を読んで

　続く。