第6話

「女神様、来たよー」


「はい。お待ちしておりました」


「で、どうやったらスキルがとれるの?」


「そんなに急がないでください。スキルは逃げませんから」


 小学校の先生みたいなこと言ってるな。


「では。いまからスキルを決めてもらいます」


 そういって女神様は何かの板を見せてきた。


「まず、この鑑定板に手をおいてもらいます」


「はーい」


 そういって私は手をおいた。


「ここから1分ほど待ってもらいます」


「何で?」


「貴女に相性のいいスキルを探すためです。世の中には何万ものスキルがあるので探すのが大変なんです」


「あーそういうことね」


「わかっていただけたなら、これ以上の説明は要りませんね」


 そうこうしているうちに鑑定板が光だした 。


「目がぁ!目がぁ!」


 おもいっきり直視していたため、私の目には深刻なダメージが入ったようだ。


「誰もバ○スを唱えていないのに」


 おい女神様?何でそのネタを知ってるのかな?


「そんなことより、おすすめのスキル見つかりました?」


「はい」


 そういってステータス画面のようなものを見せてきた。



 スキル


《鑑定》《魔力感知》《魔力操作》《鍛冶》《調合》《光魔法》《剣術(短剣)》《偽装》《隠蔽》《隠密》《挑発》《無属性魔法》《テイム》《付与魔法》


「結構多いんですね…」


「はい。世界を管理する際張り切って作りすぎちゃいまして」


「張り切りすぎでしょ!これは選ぶの困るな…」


「そんなこと言わないでくださいよ~。こっちだって世界を創造するのだって大変だって言うのに~」


「何かキャラ変わってない?」


「変わってません」


「まぁ良いけど、ここから選べばいいんですよね」


「はい。お願いします」


 すでに決まっているものがいくつかある。


「じゃあまず《鑑定》と《魔力感知》《魔力操作》《光魔法》《剣術(短剣)》でお願いします。」


「わかりました。他に何かありますか」


「やっぱり《偽装》はほしいかな。《隠密》も、あとは《無属性魔法》で十分かな」


「では決定されますか?」


「はい」


「少々お時間とります」


ヽ( ・∀・)ノハーイ

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