第17話 模擬戦
アリスを加えて5人でパーティーを組んで、国王様に許可をもらって中庭でみんなで1対1あるいは1対2、1対3、1対4、2対2、2対3で模擬戦をやったり、魔術組、剣士組で技や魔術を訓練していると、国王様から聞いたようで、フリズルシス辺境伯家の双子姉妹がやってきて、
「我々二人も同行してかまわないか?当然、国王様と父上には許可をもらってきた。騎士団長も魔術師団長も代理がいるから問題ない。」
と言われて、みんなのほうを見てみると、みんな、うんうんと言うように肯いていたので、
「いいですよ。みんなもいいようなので。」
といい、せっかくなので、アイスネルさんに、
「アイスネルさん、良かったら手合わせ願えませんか?」
というと、
「年上だからって敬語はいらないぞ。カイル。仲間だしな。」
と言われたので、
「了解、これでいいか、アイスネル。」
というと、
「ああ、ばっちりだ。アイスメルにもそれでな。」
と言われ、
「了解。」
と答えて、
アイテムボックスから魔道具を取り出してアイスネル、アイスメルにも渡した。そして、あらかた説明したところで剣を取り出して、構えた。そして、ディメンションウォールに無限牢獄を付与して周りに張り、空間拡張を行って模擬戦を開始した。ルールとしては魔法、魔術あり、スキルなしという感じになったので、ヘイストを認識できる最大速度、Ⅴでかけて突っ込んだ。向こうも身体強化魔術、エアブーストⅦを発動したようで若干こちらのほうが早いぐらいにはなって、こちらは魔法のライトニングブーストⅠを重ね掛けして、距離をさらに詰め、とりあえずライトエンチャントをかけながら袈裟懸けに剣を振ると、やはり、僕と同じように剣を受けてから少し後ろに下がり、その体を一回転させてから、左から一文字に切り付けてきたのでライトニングブーストをⅡに引き上げて横を通り抜けて回避、ディメンションウォールを空中に2つ、目の前1mr先と、アイスネルさんの死角、頭上に設置し、目の前のディメンションウォールを蹴りつけて上に上がるとアイスネルさんの真上のディメンションウォールを蹴って、上からのグラビティを重力を範囲を指定して10倍にして、アイスネルさんを動けなくしてその範囲外に逃れるためディメンションウォールを発動して僕の重量を0にしてけり、範囲外に出た瞬間に正常に戻してアイスネルさんの喉元に剣を突き付けて、Ⅹグラビティを解除すると、
「参った。」
と言うアイスネルさんの声を聴いて、
「ありがとうございました。」
と言って、手を差し伸べた。すると、アイスネルさんが、
「カイルはもしかしたら剣神にでもなるのかもしれないな。ものすごく剣の扱いがうまい。ふつう、私があの技を使ったら、みんな驚いて一瞬動きが止まるんだがな、あれを見てニヤリと笑うって事はあの技、使えるんだろう?」
と言われて、
「ええ、まぁ。あれをさらに難しくした技も使おうと思えば使えるので。」
というと、?という顔をしていたので、
「とりあえず身体強化を使って全力で打ち込んできてください。」
というと、
「いいのか?」
と聞き返されたので、
「ええ、どうぞ。」
と言って、打ち込んでもらった剣戟を、その場から動かず、両手でもった剣を下から上にふるうだけで、体の中の一切の力みを消してアイスネルの剣を弾き飛ばした。すると、
「すごいね、こんな技もあるんだ。また、教えてくれ。そろそろ宴会に行かないと。」
と言って、僕がディメンションウォールを消した後、アイスネル、アイスメル、アイリス、アリスは、みんなで僕の手を引いて、宴会場に向かった。
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