第9話 家選び・馬と馬車、馬小屋受け取り

 戦いが終わると、ディメンションウォールを解除してテレポートで村長さんの家に向かった。村長さんの家の扉をノックし、

「戦い、終わりましたよ。出てきて大丈夫ですよ。」

と声をかけると、

「おお、そうか、よかった。今行くよ、カイル君。」

と言いながら扉のほうへ向かって歩いてきて、扉につくとあけて出てきてくれた。そして、

「とりあえず、家、見に行っても大丈夫、ってことでいいですよね?」

と再度訊くと、

「おお、いいぞ。私も行こうか?適当に選んで持って行ってくれてもいいが。」

と答えてくれたので、じゃぁ、ということで、

「僕たちだけで見に行きますよ。村長さんも大変でしょうし。」

と言って、家を見るためにテレポートでまた戦った場所に戻った。手前から順番に見ていこうと思い、「手前から見ていこう。」

と言いつつ、二人のほうを振り返ると、

「うん!そうだね!」

「ああ!そうしよう。」

と二人とも賛同してくれたので、手前の家から順番に入って見ていった。ただ、明らかに論外な1階建ての建物は除外してみていったので、結局、3件しか見るところはなかった。1つ目は寝室の数が2個しかなかったので論外。2個目は寝室は3個あったが、客間はなかったので保留、3個目は寝室4つ、客間1つあったので、ここに決まった。そして、その家をディメンションホームに入れると、そのままテレポートで父さんのところに行って、

「父さ~ん、馬と馬車、あればでいいから馬小屋頂戴~」

と訊くと、

「ああ、ちょうどよかった。処分しようとしていた馬小屋がある。それをやるよ。馬と馬車はもう用意してあるから持ってくるよ。」

と言って、向こうに歩いていき、

「聞こえてたよな。処分しようとしてた馬小屋、置いとけよ。」

と働いている人たちに言っていた。そして、しばらくして、

「カイル、持ってきたぞ~それと馬小屋はお前らから見て右側、1番奥にあるから勝手に持って行ってくれ。」

と言われたので、馬車と馬をディメンションホームに入れた後、テレポートで馬小屋までいくと、結構ボロボロだったので、小屋全体をディメンションウォールで囲んでその中のみをタイムコントロールで新品になるくらいまで時間を逆行させた。そして、ディメンションホーム内に入れつつおとなしくしてくれていた馬を馬車を外して馬小屋に入れた。そして、馬小屋の横に馬車を置いておいた。そして、それが終わるとテレポートで家に帰った。

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