第6話 魔法開発
次の日の朝、僕が起きると、早速、メモリーから、
(ねぇ、カイル、魔法の分類終わったよ。魔術にない属性として、引・斥力魔法があったよね?それと、もう一つ、時空・次元魔法っていうのがあるみたいだよ。とりあえず、昨日飛行魔法で使った引・斥力魔法の主な攻撃魔法から作ろう。)
と伝えられたので、
(わかった。それ終わったら朝食行くからなるべき手短に頼むよ。)
と言うと、
(わかった。じゃぁ、一番基礎的なのから。『グラビティ』、これは重力を上げたり、下げたりできる。次、『グラビティウォール』斥力盾。斥力で弾き返す。次、『グラビティコラプス』相手の体内に魔力を送り込んで内側から外側に向けて斥力を発生させて爆散、消滅させる魔法。『リバースグラビティ』重力反転。魔法耐性があるものには効果が薄いけど、いったん上に吹き飛ばした後、また『グラビティ』で重力を倍加させて地面にたたきつければ物理耐性、あるいは落下耐性を持ってない限り即死じゃないかな?最後、『グラビティクラッシュ』これが一番えげつない。魔力障壁を持っていない場合、相手を重力の檻にいれて、内側に向けて圧力を加えて握りつぶす。こんなところかな?引・斥力魔法は。)
というと同時に、魔法の開発が終わったので、朝食を食べに1階に下りた。朝食を食べ終わると、また自分の部屋に戻り、今度は同じくメモリーに教えてもらいながら時空・次元魔法の開発を始めた。
(えっと、まずは一番基礎からだね。『ディメンションサーチ』見たい、と思った場所やものを何もかもを通り越して見る魔法。次、『アイテムボックス』こことは別の空間にものを収納する魔法。ただ、生物は入らない。次、『テレポート』目視できる範囲のごく近距離に足を使って移動することなく一瞬で移動したり、させたりする魔法。次、『ディメンションコントロール』ある一定範囲内の空間を大きくしたり、小さくしたり、隔離したりできる魔法。次、『ディメンションホーム』空気があって、生物を入れられる収納魔法。『ワープ』目では見えない範囲のところへの瞬間移動魔法。ここからは攻撃魔法ね。『ディメンションブレード』剣に纏わせることでことで剣を振った直線状をまとめて別次元に放り込む魔法だね。次、防御魔法、『ディメンションウォール』次元壁。次元を遮断して攻撃を通さない。但し、『ディメンションブレード』は貫通してくるから気を付けて。『ディメンションバリア』体表に展開しておく常時発動の防御。砕かれるほどの攻撃でなければ消滅はしないかな。ざっとこんなものかな。後、固有魔法として、『テレパシー』、意思疎通魔法。ね。後、攻撃魔法とか、転移に付加して次元を跳躍する、『ディメンションリープ』、時間を跳躍できる『タイムリープ』があるね。)
と言い終わったと同時に全ての魔法の開発が終わった。そして、続けて、魔術にもある属性の位階の高い魔法を作り始めた。
(まず、聖属性最上位魔法、『ディスインテグレーション』、魔力を霊子に変換、その霊四釜物のもつ魔素を浄化する性質を利用して、魔物に対する特効を持つ攻撃魔法だね。聖属性は実をいうと、災害級以上の魔法はないんだよね。最上位魔法のマルチキャストで全て事足りてしまうからね。次、火属性最上位魔法、『プロミネンスノヴァ』、超級魔法『ヘルフレイム』、災害級魔法『ヘルインフェルノ』、絶望級魔法『リトルサン』、神話級魔法『ビッグバン』、水属性最上位魔法『フリージングコフィン』、災害級魔法『ブリザード』、絶望級魔法『アイスエイジ』神話級魔法『アブソリュートゼロ』、気属性最上位魔法『テンペスト』、災害級魔法『サイクロン』、絶望級魔法『サイクロンブラスト』神話級魔法『コスモユニバース』、地属性最上位魔法『グランドプリズン』、災害級魔法『アースクエイク』、絶望級魔法『メテオシャワー』、神話級魔法『グランドコラプション』、光属性最上位魔法『ライトアクセラレーションブレード』、闇属性神話級魔法『ブラックホール』、全属性複合神話級魔法『ニブルヘイム』それと、時空・次元属性の最上位魔法『クロノサルテーション』、時間を停止させた空間内で時間停止を掛け合わせることで、その反発を利用して対象を時空、次元の果てまで吹っ飛ばす魔法。これは勝てない、と思った相手にかけて時間稼ぎに使えるかな?ただ、『ディメンション・タイムリープ』を使える相手には意味がないから気を付けて。ただ、転移阻害をくっつけておけば時間を少しは稼げるかも。その間に準備できるなら使う意味があるかもしれないね。後、もう一つ。気づいてないと思うけど、スキル、3つ持ってるよ。使えるだけでも。まだ使えないものも含めると10だね。使えないものは何かわからないけど、使える3つは、『思考加速』、『無限牢獄』、『絶対切断』で、魔法が使えるから、思考加速は必ず使えるんだけど、記憶の中の、ミノタウロス戦で無意識化で絶対切断を使ってたね。無限牢獄があったら、防御面でもすごいことになるんだけど、聞く?本来、封印用のスキルなんだけど。)
と言ってきたので、
(うん、お願い。)
と言うと、
(わかった。えっと、ディメンションウォールに付与することで、ディメンションブレードも、亜空間に飲み込んで無効化してしまうんだよ。もはや鉄壁だね。)
と伝えてくれたので、
(ありがとう、メモリー。)
と伝えて、魔法の開発を終えた。が、メモリーが、
(ちょっと待った!!なんか、もう話し終えようとしてない⁉残りの7つのうち一つは予想がつくよ。並列思考。その名前の通り、何個かの考えを一気にできるスキルだと思う。せっかくだし、思考加速をかけてテレポートとディメンションホームを同時起動して取得しちゃおう。)
と言ってきたので、
(思考加速,起動、ディメンションホーム)
(テレポート)
と、一発で取得して、真っ白な空間にいた。あ、これがディメンションホームの中なのか。と気づいて、テレポートで外に出た。そして、メモリーに、
(ありがとう、助かったよ)
と伝えると、
(あ、もう一つ、森羅万象っていうスキルも増えたよ、これはレベル制みたいだね。今は当然1だけど、秘匿されていないことなら何でもわかるらしいから、どんどん使っていけばいいと思う。)
とメモリーが言ってきたので、
(わかった。どんどん使うようにするよ.流石に、今発現していないスキルが何かはわからないと思うけど、何回か検索していっておこう。『森羅万象』今発現していないスキルについて。)
(・・・)
(流石に教えてくれないか。)
(みたいだね。)
(『森羅万象』魔法について)
(現在、魔法を使えるものは、魔界にいる魔族の頂点、魔王と、魔神、魔神将、魔神王、邪神、人類唯一、カイル、天界にいる天使、神。現在、この中でカイルが敵対する可能性のある存在は魔王、魔神、邪神の3名のみ。なお、神がカイルが魔法を使えることを見抜き、一昨日、急遽ミノタウロスと戦った場所に魔法書を配置した。神はこの戦いを終えた後、カイルが最後まで生きていればたとえ最後に死んでしまっても、天界に魂を呼び寄せる予定である。これは秘匿されていないため、開示できた情報である。)
と情報を開示してきた。そして、メモリーが、
(ははは。出てきたね。しかもとんでもない情報まで。これ、つまりそういうことだよね。魔界の侵攻が起こりそうってことだよね?)
( タブン、ソウダヨネ(汗💦)(思考停止))
(現実逃避しないでよ。)
(いや、したくもなるでしょ。)
と言いつつ、会話を終えた。
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