第21話 佐藤兄弟とレジン作りの準備!
火曜日の放課後。
佐藤兄弟は朝枝ショッピングモールにある100均に行っていた。
「あった、これか?」
輝が「レジンでサファイアキット」を持って来た。
「それそれ!他にもルビーとかも作れるシリーズなんだよ!」
「レジンでサファイアなんて、簡単だな」
「でしょ?何かを磨いたりしても作れるみたいだけど、オレたちにはレジンが向いてるかなーって」
「でも、レジンってどうやって作るんだ?」
「後で説明するよ、レジ並ぼ!」
「レジンだけに、レジ・・・?」
輝は苦笑した。
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「結構並んだな」
店から出た輝たちは話していた。
「うん!兄ちゃん、一緒に作ろうね」
「分かってるよ」
「帰る前にさ、ちょっと他のお店も見てかない?」
「うーん、別にいいけど。どこに寄りたいんだ?」
輝が葵斗に連れてこられたのは、なんと服屋。
「服屋・・・?一体なぜ?」
「ちょっと新しい服が欲しいんだ」
2人は店の中に入っていった。
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葵斗たちはまた、100均に来ていた。
「必要なもので、買い忘れたものがあるんだ」
「買い忘れ・・・?」
輝が葵斗と一緒に来たのは、なんと100均のお菓子コーナー!
「お菓子かよ!家にたくさんあるだろ!」
「えー、いいじゃん別にー!」
葵斗は買い物かごの中にお菓子を入れてゆく。
「仕方ないか・・・」
輝はため息を吐いた。
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佐藤家の1階にある、リビングにて。
「よぉし、作るぞー!」
葵斗は、中学の制服の袖をまくった。
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