キューバの先輩の扱われ方をどう見る?

 ビシエド選手の今季の扱われ方はおかしいというふうにライデル・マルティネス投手は思ったかどうか。


 仕方ないというふうに感じていたのか、理不尽に感じていたのか。


 派遣歴としてはライデルの後輩に当たる(生まれは同い年)アリエルのかつての扱いや、ファイターズに移籍したときはどう感じていたか。


 プロ野球は、お気に入りの選手だけ優遇したり、その逆のことをするのは良くないです。


 そうすると、その選手が気に入られている内は幸せで気づかないかもしれませんが、ふと横を見て、気に入られなかったらああなるという例を見たら、どうでしょうか。



 ライデル投手は今のところ、メジャーに行くということは言いません。もし行くとしてもそれはキューバを亡命することになるので、事前に言うはずはないですが、あくまでキューバの派遣選手としてやっていくようなことを表明しています。


 一方で、今後の契約については、アリエルがファイターズに残りたいという意思を宣言しましたが、ライデルはドラゴンズへの愛着を示しつつも、条件次第という話をしています。


 今回の記事では、同郷の先輩の扱われ方をどう感じているか、ということを書きましたが、まぁそれが移籍の理由になるかというと不明です。おそらく、それがメインの理由になったり、そのように明かされることはないと思います。



 ただ、側から見る者として、誰か個人に厳しいことをすると、他の個人がそれを見ている可能性があるということです。


 アリエルの方は、今季、タイロン・ウッズの再来かとも思えるレイエスが覚醒し、出番が減る時期はありましたけど、それでもファイターズにいたいと宣言したのは、それだけチームの状態に愛着があるからだと思います。


 実際にファイターズに残留できるかはファイターズの意向もあるでしょうし、これも契約ごとなのでどうなるかわかりませんが、チームや組織のあり方に納得しているということだと思えます。



 ライデルがドラゴンズに残るかどうかの条件は、最初に金額が来るかもしれませんけど(高い契約をすると別途キューバに入るお金も増えるはず)、選手の扱われ方や組織のあり方が心情に影響するということは、他の選手の場合でもあり得ることかと思います。

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