改めて登録抹消履歴を見てみましょう

 中田選手がケガの影響で、ビシエド選手と一軍二軍入れ替わったのが5月16日。


 自分は確か4月の段階で、中田選手が試合に出るときは延長含めほぼフルで出続けていたため、このままじゃ体が保たないから早く一塁守備に信頼のおけるビシエド選手が必要だと問題提起していました。守備固めでも良いと。


 ところが、ビシエド選手がアメリカから日本へ帰国してもなかなか一軍に上がらない。


 このままだと中田選手がマズイと思っていました。


 そしたら、中田選手とビシエド選手が入れ替わることになりました。これ自体、自分としてはあまり本意ではありませんでしたが、とりあえず中田選手の離脱をカバーすることにはなるのか……と捉えました。(中島選手は死球の影響で4/19には二軍で5/14に再登録)



 その後、5/28に中田選手が登録。5/30には中島選手はまだ死球の影響が完治してないと見なされたのか登録抹消。


 以降少しの間、中田選手、ビシエド選手、石川昂選手らが一軍にいる期間があります。


 このとき自分が思っていたのは、やっぱり中田選手不振になってきたし、しんどそうだな。でもまだビシエド選手も一軍では打撃で結果残せていないし、石川昂をファーストで使うのが妥当かなと思う瞬間もありました。


 そう思った矢先、6/5に石川昂選手の登録が抹消されました。おいおい嘘だろと思いました。たぶんそのとき、石川選手も好調だったわけではなかった気がしますが、ベターな選択肢としては起用するのがアリだと思っていました。


 そして6/6、ビシエド選手がホームランを放ちます。6/7はビシエド選手が3打数無安打の一死球で終わり、チームも無得点。代打の中田選手もサードゴロに終わりました。6/8はビシエド選手が代打で凡退。中田選手は出場せず。この日のファーストはカリステでした。


 6/9、ビシエド選手が登録抹消されました。このときおかしなことが起きたと思いました。監督や球団の中では整合性がとれているのかもしれませんが、前日に中田選手は出場もしていないのに、どうしてビシエド選手の方が抹消されるんだと。中田選手も開幕して好調な時期はありましたが、それ以降の成績はケガもあって長らく深刻な不振なのにと。


 6/11の週、中田選手はスタメン復帰し、ロッテ戦ではヒーローになるものの、20打数3安打でした。


 6/26には中田選手が抹消され、石川昂選手が登録。7/17に石川昂選手抹消。7/19に中田選手が登録。ちなみに中島選手は交流戦明けから行くぞと監督に言われ、6/21に登録されています。そして代打で結果を残せず、7/29に中島選手登録抹消。


 8/6に石川選手登録。8/9に中田選手登録抹消。


 主に役割が被ると思われる、中田・ビシエド・中島・石川の4人に焦点を絞ってみました。


 ざっくりした特徴としては、中田選手は主にケガの抹消を繰り返したこと。中島選手も最初は死球によるケガ、その後不振で二度二軍落ち。石川選手はサードの競争もある中で、ちょっと立場が違いますが、中田選手と入れ替わりの関係になることが多かったです。ビシエド選手は、一回上がって下げられた以降は現時点まで一軍に呼ばれなかったということです。


 無論、どの選手にしたって、誰もが納得するくらい、圧倒的な活躍をしていれば良かったと言えばその通りです。


 たとえば、中田選手の開幕直後の活躍などに対しては、文句を言う人はあまりいないと思います。


 個人的に言いたいのは、その中田選手に対して悪い意味で「お前がやらなきゃ誰がやる」というような状態になったのは、まるで「ビシエドが打たなきゃダメ」「アキーノが打てなきゃダメ」となったのと何が違うのかと。


 チームとして、中田選手の負担を和らげるためにビシエドにも頼ろうとか、二人に閉塞感があるからここで石川を使ってみようとか、そういう柔軟なやり方を期待していました。中島選手も、開幕前から打席数が足りていなかったからファームでみっちり使ってもらおうとか考えても良かったはずです。


 今となっては全部が後の祭りのようで、もっと大きな目線で見れば、「いや何を言おうと弱いのは変わらんからw」みたいな声も聞こえてくるかもしれませんが、当時の心境を振り返りつつ書いてみました。


 今日の二軍戦ではディカーソン、ビシエド、中田のクリーンナップみたいです。重量感が凄い。二軍というか、もう一つのドラゴンズみたいですね。(追記・この日、代打の中島選手含めて4人とも四球を一つ選ぶという渋いけど確かな活躍でした笑)

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