第24話 退院後、外来受診4

 2024.9.19(木)

 祝2か月経過!


 その後、何か大きく変わったかというと、特にないような日々です。

 さらに身体の使い方に慣れて、折り合いがつくようになったということでしょうか。


 今までは腰に大きな一枚の硬い金属板が入っていて、ソロソロと気を使いながら動いていたものが、木でできた小さい板になって、少し動きやすく変わってきたような感覚です。


 何かにつまづいたり、軽く飛び越えようとしたり、車に乗っていて、強い急ブレーキがかかると、腰に衝撃が走ります。(痛!)

 くしゃみ、せきは避けられないですが、これはゔゔぅ……と、うずくまるレベルです。(笑)


 それ以外は大丈夫で、何をどこまでできるか、探りながら過ごしている毎日です。



 2024.9.26(木)

 外来受診日。


 レントゲンを撮ってから、診察待ち。

 今日からは主治医変更で、新しい先生になります。どんな先生なのか、ドキドキ……。


 見ていると、患者さんひとりひとりに時間をかけている様子、予約時間より20分くらい遅れて、呼ばれました。


「おはようございます。よろしくお願いします」

「こんにちは。前の先生が退職されたので、今度から担当します。よろしくお願いします」


 おお! 前の主治医は挨拶をしない先生だったので(イヤ、これホントです。こちらから挨拶しても軽く会釈するくらい)、ポイントアップ(笑)です。


 全くタイプの違う先生でした。

 整形には珍しく体育会系ではない、細身で眼鏡をかけていて、どちらかというと内科よりのタイプ。


 物腰が柔らかく、話し方も穏やかで、話しやすい感じです。上手くやっていけそうな気がします。(ヨカッタ)


 今までの経過を振り返り、確認するところからだったので、これは診察に時間がかかりますね〜。


 本日のレントゲンでボルトの緩みもなく、傷も綺麗。

「今はどんな感じですか?」

 ようやく、現在に追いつきました。(笑)


 自転車は近くならOK とのこと。(ワォ!本当かしらん)

「振動とか腰に響くと思いますが?」

「いや、大丈夫でしょう」

 先生がイメージしているのは、平坦で広くて真っ直ぐな道路、なのでは? まあ、これは今度、自分で試してみるしかないでしょうね。

 自転車に乗れるかどうかは、行動範囲の上で切実なのでございます。


 ひと月ごとの骨粗鬆症の注射を受けながら、ナースと雑談。

 先生のお名前を聞いていなかったので、教えてもらう。

「急に先生が変わってしまって、すみませんでしたね」

「前回、伺っていたので大丈夫ですよ」

「それにしても、全く違うタイプの先生が来ましたよね〜」

 笑いながら話すナースに激しく同意! 

「本当にそうですね」

 ここまで正反対のタイプとは!(笑)。

「いろいろな先生がいますね」

「そうですね!」

 と、こちらにも強く共感したのでした。


 ちなみにこの注射は、コロナワクチンと同じく筋注で、量が多いため、両腕にします。同様に、あとが痛いです(涙)。


 朝、起きた時に腰が痛いので、朝だけ痛み止めを継続。1日1回1種類のみとなりました。


 次回、また1月後に受診です。

 術後3ヶ月で、コルセット終了の許可が果たして出るのかどうか?!


 このエッセイに続けて書くことは、まだあるのでしょうか? (笑)

 

 更新はゆっくりとなりますが、よろしくお付き合いくださいませ。


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