第8話 入院2日目(手術まで)
2024.7.19(金)
手術当日。
結局、少しだけ寝られたのが、2時半頃から4時くらいまで。窓の外が明るくなりはじめた頃には、目が覚めていました。
起床時間は6時。病棟の照明が明るくなり、ナースが病室の明かりをつけに来ます。
6時半頃
バイタルチェック(検温と血圧測定)
8時
主治医来訪。脚の動きを見てから
「それでは、あとで。9時に」
「よろしくお願いします」
軽くご挨拶をしました。
8時半
手術室のスタッフが来て、点滴のライン取り。左手首そばに留置針が入りました。
着替えは無しで、そのまま手術室へ行くそうです。
9時
手術室のナースが迎えに来ました。
貴重品入れのキーを預けて、眼鏡ケースだけ持って、一緒に歩いて手術室へ向かいます。
入室すると、髪にネットをかぶります。まずは手前の準備室で、名前や各種同意書の署名、手術部位の確認をナースと共にしたあと、いよいよ手術室の中へ。(ドキドキ!)
両開きのドアがバーンと開くと、手術室の中が見えました。天井に無影灯と、たくさんの器械。
ゆったりとした音楽が流れてました。(曲は不明)
「よろしくお願いします」と挨拶。特に自己紹介などはなく、薄緑色の術衣、手術帽、マスクで目しか見えないため、誰が誰かは全然わかりません。(主治医の先生はどこに?)
すぐ近くにいるのが麻酔の先生で、その他、数名の方がいました。
手前に細い台があって、そこに座るように言われました。(手術室の中に背を向ける形です)
「寒くないですか」「足が冷たいです」
緊張と空調で足が冷えて、冷たくなっていました。
「今、暖かい空気を送りますからね〜」と温風を当ててくれました。
手術室の中をもっとじっくり観察したかった〜。(見学ツアー等をやって欲しい!)
もう、ここまで来たら、逃げも隠れもできないし、あとは全てお任せするだけですね。
「上半身全部脱いでください」と言われ、大きいタオルで前をナースが隠してくれているのですが、(え? みんなの前で、ここで?)と、ちょっと思いました。まあ、このあときっと全裸になるのですがね。
パジャマの上衣、着ていた下着のハーフトップを脱いであおむけになります。タオルで隠してくれながら、胸に心電図のパッド、指先にオキシメーター、額に脳波のセンサー、右腕に血圧計と、次々に準備が進みます。
眼鏡を預けます。(あとで病室に届けてくれる)
口に酸素マスクを当てられ、麻酔の先生が
「ゆっくり呼吸していてくださいね〜」
このとき、少し苦しくてケホケホしたら
「あ、むせちゃいますね」
と、すぐに調整してくれました。
その間、左手の点滴から薬が入っているらしく、どんどん頭がボーっとしていきます。
「眠くなる薬を入れますね」と先生が言い終わる間もなく、すぐに意識が無くなりました。
このあと、オシッコを出すための管をいれたり、人工呼吸の気管内チューブを挿入したり、うつ伏せで手術をするので体位を変えたり、ということがあったはずですが、全くわかりません。
こうして、手術の準備が整っていきました。
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