第2章 入院中のこと

第7話 入院1日目

 2024.7.18(木)

 10時 

 入院手続き。受付で書類を提出し、案内のナースと共に2階の病棟へ。

 

 ふたり部屋の廊下側のベッドです。

 荷物を置いて、トイレ(男女別、介護トイレ各1)、洗面室、シャワーなど各設備の使い方の説明を受ける。シャワーは2箇所あって、いつでも使用可。


 病室はナースステーションの目の前、トイレは近いですが、洗面室は逆側なので、遠いです。

 売店、自販機などがないため、フリードリンクコーナーがあります。水、お茶、コーヒー、ヨーグルトなどが自由にもらえたのは有り難かったです。


 その他、各書類の確認をしたら、今日は特に何も予定がないとのこと。つまり、あとはやることがな〜い。ヒマです。夕方からの入院でも良いのではと思いました。手術前日の拘束時間が長過ぎますよね。


 とりあえず、パジャマに着替えて、荷物の整理をしました。

 ベッドの周りは、左手に服を入れる大型ロッカーと、右手にTVが載っている台(引き出しひとつと下に冷蔵庫。TVと冷蔵庫は有料で、TVカードを購入する)、オーバーテーブルに丸椅子ひとつ。


 パジャマ、タオルは病院指定の物で、リネン代がかかります。でも、毎日パジャマを替えてもらえたし、タオルはいくら使ってもOK。洗濯物と荷物が少なくて済みました。


 12時 

 昼食は、ちらし寿司、茶碗蒸し、水羊羹など。クチコミによれば、食事はお弁当で、今ひとつということでしたが、美味しく頂きました。


 14時 

 手術室のナース訪問。明日の手術について詳しく説明を受ける。手術は1番目の9時入室予定。


 14時半 

 リハビリの先生、訪問。担当は、小柄で明るく可愛いらしい女性の先生。現在の脚の動きや歩き方の確認をして、リハビリ室で術後の寝返りや起き方、立ち上がり方を教わって、練習。


 18時 

 夕食はズッキーニのフライ、卵焼き、ひじきなど、いろいろなおかずとご飯、汁物。ボリュームがありました。デザートはフルーツ牛乳寒天(←7・11の商品。笑)


 20時 

 夜勤ナースのバイタルチェック(体温、血圧)


 21時 

 消灯。「眠れそうにないです」と言ったら、枕元のライトは、つけていてもかまわないとのこと。


 今日は21時以降、深夜0時までは、水とお茶のみならOK。0時から翌朝7時までに、オーエ・スワンを2本、最低でも1本飲まなくてはいけません。(飲めなかったら点滴。脱水予防のため)

 なんとか2本飲みました。オススメはアップル味です。


 病室の扉は開け放したままなので、廊下との間を仕切るのは、ベッド周りのカーテンのみです。消灯しても真っ暗になるわけではなく、外の明かりや、ナースステーションの話し声、物音が意外と響いて、気になります。


 同室の人は、術後1日目とのこと。ずっと「アイタタ、イテテテ……」と言ってましたねぇ。(おそらくこれは、この方の口グセと思われました。苦笑)


 23時45分 

 全く眠れません。普段、こんなにたくさん水分を摂ることはなく、トイレに何度も行きたくなるのも眠れない理由でした。


 自宅では寝室は真っ暗、静かな部屋で寝ている私。元々、眠りが浅く、環境が変わると、旅行先などではよく眠れないことが多いです。

 入院という特殊な場所で、明日の手術を控えていて、ぐっすり眠れる人は、あまりいないことでしょう。

(一応、耳栓、アイマスクを持参してましたが、使っても寝られなかったと思う)

 

 ほとんど眠れないままに、時々、オーエ・スワンを飲みながら、夜を過ごしました。


 

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