【創作論?】キャラが勝手に動くを経験しました。

 タイトルの通りです。

 今日は創作論とは言えない情緒的だけど、大事だなと思うことを書こうと思いました。


 そう、キャラが勝手に動くという経験を私はしました。

 これは初心者から一歩前進といった経験ではないでしょうか。


『自分をドラゴンロードの生まれ変わりと信じて止まない一般少女』でそれは起きました。


 共通世界のファンタジー作品として『灰色の第四王女』『カイルとシャルロットの冒険』では、いろいろとプロットを考えて、こんなキャラがいいかなーとか、設定に悩んだ末に。登場人物はこうだああだと……。

 そう、とても悩みましたね。


『カイルとシャルロットの冒険』が一万PV突破したので、ここは続編をとか思っていた時に彼女が降ってきました。


 クソガキムーブをするお転婆少女、そしてあざとい態度、甘えん坊。かといって男に都合のよい女にならないヒロイン。

 とはいえよく分からない悲惨な運命に翻弄されない程度のほんわかヒロインが良いなぁと、で生まれたのがルーシーでした。


 当初、プロットもそこそこに走り出したのですが。

 ルーシーならきっとこうする、この場面できっとやらかす。そして周りのモブ達はこうフォローする。

 そうするとモブ達にも魂が宿ってきて、メインキャラとして活躍するようになりました。


 おかげで毎日更新が途切れずに、30万文字まで完走しました。


 今に思えば、ああ、これがキャラが勝手に動くということなんだなぁと思います。


 以上、創作論? みたいな話をしました。



 また面白いキャラ。できるといいなぁ。


 ちなみに私はルーシーの様な女の子は苦手です。

 弟レオンハルト視点が私の感想だったりします。


 ……ですが、学園編あたりから好きになっていきましたね。

 なんでしょうか。親目線?……いやいや、気持ち悪いですね(笑)



 追伸。


 極端な例ですが、猟奇的な殺人者が出てくる小説において、作者の猟奇的な感情がキャラに反映されているー!

 有害図書だ―!

 とか、たまにその界隈で話題になりますね。


 でも、作者の人格は反映されてません。私は実感しました。

 生まれたキャラは作者の思想信条に添いません。むしろ反発してきます。


 むしろ作者を出し抜こうとしてきます。


 なので、他人を批判する材料として、著作物(SNS含む)の一文を切り抜きして、あなたこう発言してましたよね!

 っていうマウントはいかがかなー、なんて思いました。

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