第17話 奴隷たちの修行! ぱーと2
区切れた世界がまた。繋がる。
それは本物なのだろうか。
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第二BOSS 【【最高への挑戦者】】
さぁどうなることかな。
「いやぁ~、敵が強いですね。」
「ほんとそうであるな。」
「その分、私達は強くなっているのでしょうね。」
「おう。じゃあこれからボス戦だ。頑張るぞ!」
鸞鏡はそう言いながら扉を開く。
「おいっ! ラマナ。今回のBOSSはどんなかんじだ?」
「ふむ。今回のBOSSは【【最高への挑戦者】】というみたいですね。」
「なるほどであるな、ここで、私らをとても強くしようというものなのであろう。」
「なるほど? まぁよくわからんが倒せば良いんだろ?」
「そんなんでいいんですかねー」
「まぁっ! なんとかなるよね!」
「おい。そろそろ良いかね? 戦いを始めようではないか。我は【【最高への挑戦者】】なり。我を超えてこそこの世界の到達点への挑戦権を持つのだ。」
「「「「「うわー!喋ったぁー!!」」」」」
「なんだその反応は。まぁ良い。では始めようではないか。」
「そうですね。では」
「いざ」
「勝負である!」
両者は構え、戦いのゴングが鳴らされた!
「取り敢えずこれでも食らっとけ。オラッ!【衝撃拳】!」
「ウヌ! なかなか強い攻撃であるな。」
そう言いながら、最高への挑戦者はするりと避ける。
「いや、食らってねーだろ!」
「ふふ。では私の攻撃も喰らいなさい! 術式の開示 大魔方陣展開! 呪文詠唱!【黄泉の光が照らすところに暗がり有り、暗がりに住むものは嘲笑い、どこまでもどこまでも見つめ、黄泉の光は消え失せるのだ!】【禁忌魔術 光喰らいの瞳】!」
「おうっ!危ないって!俺にも当たるってさ!」
「うおっ!これはやばいぞ! どこでこんなの覚えてきたのだ君は! だが、当たらなければいいというもの。効かんぞ!」
そう言いながら魔術を、受け流し、避けていく。
「うっそー! これでも当たらないの?!」
「だが、フェル!ナイスであるぞ!これで行動範囲が狭まっているので当てやすいである!」
「よし!今のうちに攻撃ですね!」
「私の魔法もうけてみなさーい。呪文詠唱【光を知らず闇を知らず。何も知らない。それはいつか無くなる無知の声。でもそれを私は与えよう。】【記録魔法 忘れ去られし愚者の記録】」
それは雨のように光線が降り注ぐ。
「なんと! あたったら、体が動かしづらくなったぞ。デバフ魔法であったか。だがまだ倒れんぞ!」
「いや、負けですよ。アローラさん。やっておしまいなさい!」
「あぁ。やるである。【波動を纏いし必中の弓よ。我が願いに応じて出てきたまえ】【ロストウェポン Ragnarok】!」
アローラの手元に漆黒の。でも綺麗に装飾のついた弓が手元に現れる。
「ほう! ロストウェポンに選ばれしものか。だがその程度だ。その程度と防ぎ、叩きのめしてやるわ!
武技【限界の超越】武技【波動の極み】武技【クロスグランドオバー】!さぁ受けてみるが良い!」
「弓伝奥義【龍突矢槍】!うおー!これで終わるである!!」
光り輝く矢が【【最高への挑戦者】】の身体を貫き、挑戦者の攻撃はラマナが防ぎきった。!!
「がはっ! 見事なりて。貴様らは到達点への挑戦権を得た。これからも頑張るが良い!良き闘いであった。。。」
【【最高への挑戦者】】は塵となって消えていった。
「ヤッター! BOSS討伐完了だ!」
「えぇ そうですね。」
「うん!」
「疲れたであるぞ!」
「私もすぐ疲れましたー」
「じゃあ、一旦休憩するか!」
「「「「あぁ!」」」」
また、世界は一旦区切れた。
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sidi....????
薄暗い夜の家の中。誰かが呟く。
「あぁ。本当にこれで良いのだろうか。あのとき彼を逃がせて、殺されたと持ったら。僕は生きていた。また彼と会えるのだろうか。そうだといいな。」
その声は薄暗い夜の中へ消えていった。
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作者です!
お久しぶりですね。
ここまで読んでくれた皆さんありがとう御座います。
まぁ不定期更新ですけど温かく見守っていてください
では改めましてありがとうございます、
これからも応援宜しく!
それではまた、後愛しましょう
世界を平和にできるのか 塵を踏んでしまった神 @TheTreaderoftheDust
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