第2話

「荒川おはようー」

「荻原おはよ」

よしよかった忘れられてはいない((

まあそんな冗談はさておき、友達を作りたいわけだ。

今日は自己紹介の時間があるらしい。

人前で話すのは苦手ではないが自分の趣味と言ったら漫画やアニメだ。

万人受けするとは思えないので心配だが少しは興味持ってくれる人があると期待してその話をしよう。

うん、うん、?、、

なぜだかみんな面白くて話が上手い。

荒川は、、、

こりゃ1番うまいな

緊張しかしないけどやるしかないか。

「荻原葵といいます。趣味は漫画とアニメです。ホラーや少年漫画、ラブコメなどわりかしなんでも読むのでよかったら話しかけてください!お願いします。」

おぅ、自分からみても面白みもないな。

どうにかなるさ??なってくれ、たのむ。

ちなみにこの後の記憶はばっちし消えた。

なぜかはご察しの通りだ。


「荒川一緒に帰ろーぜー」

「いいよ」

「そういや駅どっちだ?」

駅は京◯とJ◯で別れるのだ。

ちなみに俺はJ◯だ、涼しいもんね。

「京◯」

おう、途中からぼっちで帰るの確定しました。

お疲れ様でした。

「あらら、俺と違うのか。途中までだな。

そーいや明日何すんだろな?」

「たしかレクらしい。授業は来週からだとよ。先生言ってたぞ。」

記憶にないなんでだ??()

「自己紹介の後ぼーとしてたしな」

「次から話聞くよう善処いたします。」

「善処じゃなくて絶対やれやw」


そんなこんなで幕を開けた高校生活

この日が転機になることはまだ知らない。







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