第3話
今日はレクだったけ。
高校生といえど授業がなくてレクをやるなら喜ばずにはいられない。
「やっほー荒川レクなんだろねー」
「おはよ、説明あるだろ。落ち着けw」
「授業がないということが素晴らしいのです。」
「授業まだ一回もやってないのによくいうなー」
そんなおかしいことだろうか?
そんなはずはない、よね
「今日は出席番号順で8人グループで学校に置いてある紙に書いてある文字を見つけて、それでできる問題を解いて昇降口まできてね!」
うちの高校は一クラス40人の標準?的な人数だ。
ちなみにうちのクラスは理数科なので女子が少ない。
悲しいね!
それとして、、、うん、それ高校生がやることか?
「じゃあみんなよろしく」
「「「「「よろしく」」」」」
口々にどんどん自己紹介もしてくが正直名前を覚えられる気がしない。
どうしようか?よし、気にせず行こう
案の定レクはすぐ終わったため写真撮影をするらしい。
といってもまだたどりついてないグループがあるが。
そして荒川はいない。そういうことですね。悲しい。そんなことを1人で考えてるうちにやっと着いたらしい。
「じゃあ写真撮影するよー、ポーズはどうする?」
「H組だし手でHのもじつくろーぜ」
名前も知らぬ誰かが言う
みんな賛成らしい。
「はいチーズ」
「せっかくだし学校の周り一周しよっか。」
先生なんかノリというかなんというかフットワーク軽いな??
◆◇
「やっほー名前何?」
「荻原葵だよ」
びっくりしたー流石に後ろからは心臓に悪いね⭐︎
「名前は?」
「石井快斗。よろしく」
「快斗は部活もう決めた?」
「軽音入ろうかなて思ってる。」
「同じだ!楽器は?」
「ベース」
「俺ギターやりたいなって思ってるからバンドくも」
「いいよー」
いやーまさか三日目にバンド1人目見つかるとはねびっくり、最高だな。
「あれてか部活開始と授業開始って」
「どっちも来週月曜からだね」
前言撤回。おわた
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恋愛要素はもうちょいお待ちを
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