45 クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男

『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』(2019)


 今年観た映画の45本目は、『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』。

 タラちゃんとタラちゃんの映画が大好きな俳優さんやスタッフさんたちが集まって、みんなでタラちゃんを褒め讃えるドキュメンタリー。

 批判が全くない、というのもどうかなと思いつつも、やっぱりタランティーノ監督作品は面白いので楽しく観てしまった。


 タラちゃんの映画から1本選ぶのはすごく難しいけど、選ぶなら『イングロリアス・バスターズ』かな。


 最初に観たのは『パルプフィクション』。

 残酷なんだかコメディなんだかシュールなんだか訳が分からないまま物語に吸い込まれたのは覚えてる。

 タラ映画は映画が好きなら観なきゃいけない、みたいな雰囲気があって、映画好きな人が好きそうで、褒められるのは分かるっていう映画で、別に好きではなかった。タランティーノ語れないヤツは映画好きを名乗れない、みたいで腰が引けた。

 でも、次に面白いと思えたのは『デス・プルーフinグラインドハウス』。

 ぐだぐだのガールズトークに耐えた後にひどい出来事が起きる、その落差にやられた。

 そこから先はどれも面白かった。


 今もって、タランティーノ映画の何がいいのか説明は難しい。

 でも、恐ろしく魅力的な映画ばかり撮っているのは確かだ。




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