21 TAR/ター
TAR/ター(2022)
今年観た21本目の映画は『TAR/ター』。ターって何だろって思っていたら、主人公の名前だった。
ベルリン・フィル・ハーモニーの首席指揮者であるターさんが、余りにも傲慢が過ぎて、一気に落ちぶれてしまう話。
主演が、ケイト・ブランシェット。
ほぼ一人舞台みたいな感じ。もう、その演技にひたすら圧倒される。うびぞおのような音楽ど素人には演奏シーンの指揮者姿は本物としか思えないし、迫真に迫った長台詞に長回し、頂点から陥落していく表情、本当に凄い女優です。
そして、画面。鏡(反射するもの含む)の使い方が巧み。カメラワークがかなり凝ってる。
それから、この映画の最後が好き。転落したターが選んだ道。それをどう解釈すべきかは観客に委ねられるところだろうけれど、うびぞおは良い意味での強かさだと受け止めた。
ああ、これは凄い映画だ!と観終わって拍手喝采。
この年のアカデミー賞は、「エブリシング・エブリウェア・アットワンス」が7部門受賞しているんだけど、それは全く文句はないけれど、うびぞお的には、「TAR」の方が映画としては上だと思う。
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