う●こはどんだけ磨いてもう●こ
どなたかの知り合いがおっしゃっていた言葉で、非常に胸に刺さる言葉です。
つまり創作している方なら誰しも経験したことがあると思いますが、自分が頑張って作った作品が何らかの公募にひっかからなかった、思うような反響を得られなかった、そんな時に、何回も見直して、磨き直して、また他の公募に出したくなる。
でもう●こはどんだけ磨いてもう●こ、つまり、だめなものは磨いてもダメなんだと。それより、新しい作品をどんどん作っていかなければダメなんだという、お言葉です。
もちろん色々反論はあるでしょう。
特に公募なんかは、出した作品が優れているかそうでないか、というよりタイミングやその時欲しがっている作品に合致しているかどうかで賞が決まりますから、何回落ちても色々な公募に出すべきなんです。
またこんな例もあります。2017年「このミステリーがすごい!大賞」の大賞を受賞した作品「がん消滅の罠」は、「このミステリーがすごい!大賞」に何回も落ちても出し続けての大賞だそうですから、そういうこともあるのかもしれません。
しかしこれはレアケースであることを肝に命じる必要がありそうです。今までの作品のブラッシュアップも大事ですが、もっと大事なのはやはり新しい作品をどんどん作っていくことなのかもしれません。
というのが、自分にとって「いい作品」と読者、審査員にとって「いい作品」はズレがあると思うのです。自分が賞を頂いた作品は2つとも当初そんなに反響があるとは正直思っていなかったものでした。
逆に「大作できちゃったよ! どうする? これ」と思って世に出した作品が全然反響がなかった、ということもよくありました。ですから、やはり数が大事なんだと思っています。
新しい作品をつくることで、頭の体操になり、より良い作品が作れるようになりますしね。
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