セリフの注意! 文語と口語

 今回は抜粋で。


「文語と口語に注意。例えばこの違いわかりますか? 『ようやくこの街に到着したが、まだ誰も気付いてないようだった』と、『ようやくこの街についたけど、まだ誰も気付いてないみたいだった』。前者が文語、後者が口語にあたります。文章に書き慣れていないと全て口語になりがちですが、それでは文章としては不自然です。一方で、全てを文語にしなければならない訳ではありません。特にセリフ、これは口語で構いませんが、あまりに現実味を出すために『あー』とか『えーと』等が多すぎると読んでいる方は疲れてしまいます。現実味を出しながら、要点を突いたセリフにする。このように洗練されたセリフを書けるよう意識してみましょう」


「小説を書きたいわけじゃなかったのに」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890810291

 第1章 講義:第3回より


 元ネタは、これだった気がします。

https://www.amazon.co.jp/ライトノベルのための-正しい日本語-榎本秋/dp/4798048453


 ライトノベルのみならず、小説を書くための大事なポイントがほとんどこの一冊に込められており、今でも何回もここに立ち戻って思い返しています。

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