僕の能力はわからないとのことです
猫月蘭夢@とあるお嬢様の元飼い猫ショコラ
能力授与の儀。
僕が授かった能力は
逕溘→豁サ縺ョ螟ゥ遘、
だった。
父からは怒鳴られた。
––––なんなのだこの能力は!ちっとも読めぬではないか!もういい!お前は用済みだ!とっとと出ていけ!
母からは哀れまれた。
––––ごめん。ごめんねぇ。私がこんなふうに産んだばっかりに…ごめんねぇ
兄からは冷笑された。
––––ほう。最後のチャンスすら逃したか。それはそれは。残念だったな
姉からは笑われた。
––––だ〜からあんたになんか最後のチャンスも必要ないって言ったのよw
もう、いいよね?
もう、出てってもいいよね?
僕を縛る枷たちよ。
ああそれと。
今後一切僕と関われないようにしておかなきゃ。
僕の能力はわからないとのことです 猫月蘭夢@とあるお嬢様の元飼い猫ショコラ @NekotukiRmune
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます