音読み・訓読み
前項の「独擅場」どくせんじょう。
何故「どくせんば」と読まないかというと、日本語の単語・複合語では、一語の内で音読み・訓読みを揃えるという原則があるからです。
ドク。セン。音読みですね。
ば。訓読み。仲間外れはだめです。
では、例語「新宿大ガード」。
JR新宿駅北の鉄道橋ですけど、どう読みます?
「大」は後ろにつく言葉によって「ダイ」「おお」と読み方が変わるのです。
で、これ「しんじゅくおおがーど」です。
個人的にはずっと「だいがーど」と読んでいたんですよ、実は。間違えてました。
ガード。外来語。
……え? 音読みと同じく海外から来た発音でしょ? 和語(やまとことば)と違うやん……。
だけど「ガード」は、定着して日本語化したと考えていいんだそうで。だから「おお」になる……と。
ですが「おおがーど」は「大」の内でも例外的な用法らしい。知るかい!
原則はあくまで原則。何事にも例外はあるのです。ヤッテラレナイ。
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